初車検 〜アルファで節約車検は可能?!
05/02/13
あちこちの156のHPを拝見しますと、車検はディーラーか輸入車専門の工場に出されている方が多く、車検のついでにあれやこれやと分解整備やパーツ交換を依頼し、総額30万円近くなんていう金額も目にします。
でもいくらアルファだからといって、車検毎にそんな金額がかかっては私ら庶民は維持できません。こんな金額を見て、購入をためらう方もいるでしょう。
で、私は、ユーノス号の初車検を格安で済ますことに挑戦(大げさ…)してみました。「ユーザー車検」というテもありますが、仕事が全然休めなかったのと、車検のときくらいプロの整備士さんに見てもらった方がいいだろうと考え、これまでユーノス500の車検を2回お願いしていた、近所の某格安車検工場に依頼することにしました。
ユーノス号車検仕様
あちこち自己流でいじくりまくっているユーノス号ですが、違法改造はほぼありません。「ほぼ」としたのは、たった1カ所。ごらんのフロントホイールです。すご〜く微妙なのですが、ホイールオフセット値の関係で、フェンダーとツライチなのです。プロに聞くと、「多分車検はダメだろう」との意見が多かったので、これだけは事前にセレ用の純正ホイールに交換しておきました。リアはOKそうだったのでそのまま。なので、上のような前後でホイールが違うスタイルになったわけです。
 
これ以外で問題となりそうな箇所は、フルバケシート、車高調、最低地上高、エンドマフラー(三和製)ですが、これらは全部そのままでOKでした。シートは背面が樹脂むき出しでなく、カバーがあればOK。車高調そのものは問題なし、ただし最低地上高をクリアできなければ×。マフラーはよくわかりませんが、例の何とかってプレートが貼ってあればいいのかな?(いい加減でこめんなさい)
上がTE37ホイール+アゼニスRT215
下がセレホイール+純正ファイヤホーク
オフセット値の差は1,5センチほどでしょうか。
ユーノス号の走行距離は3年でちょうど1,5万キロと短く、特に不具合もありません。ブレーキなんぞは平均3〜4ヶ月に一度バラしているので、分解整備は必要ありません。また同様に油脂・フィルター類の交換も必要なし。そこで、工場には冷却水の交換のみお願いし、それ以外は一切交換要りませんとお願いしておきました。
 
で、わずか一日で車検は終わり、上がってきた請求書がこれ。(画像クリックすると拡大されます)
税金・保険類とオプションの冷却水交換を除くと、たったの23,500円です。全部足しても98,000円。しかも代車付きです。
 
というわけで、156だって格安車検で通せちゃうんです。自分でもびっくり。維持費を考えて購入に踏み切れない方がいたら、ぜひ再考を。