弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
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1998y V6-6MT

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リザーバタンク洗浄 (2003/11)
衝撃の小汚い弐代目との対面は、こちらの購入記のページで紹介済みだが、改めて購入前のリザーバタンクを見てみよう。

茶色い。
どう見ても茶色い。
絶望的に茶色い。Σ(´Д`ズガーン

キャップを開けてみる。(;´Д`)

やっぱり茶色い。Σ(´Д`ズガーン

Σ(´Д`ズガーンとばかり言っていても綺麗にはならないので、一念発起して中を洗うことにする。

洗うと決めたものの、クーラントが入っていては洗浄も何もできない。

まず、上側の細いホースを外してそこからペットボトルにクーラントを移す。1.5Lくらい抜けた。
その後で下側のやや太いホースも外し、3本のボルト(7mm)を外してエンジンルームから取り出す。3本のボルトはちと抜くのに面倒。

取り外したら、家に持って帰って早速洗浄開始。
しかし、全然落ちない。(;´Д`)

いろいろ洗剤を試すが、一向に落ちない。困ったもんだ。

マイペット家庭用 中性 ×
マジックリン家庭用 中性 ×
シンプルグリーン(ムースタイプ) 中性? ×
キッチンハイター アルカリ性(台所用)
カビキラー アルカリ性(カビ用) ×
カビキラーストロング アルカリ性(カビ用) ×
ドメスト アルカリ性(トイレ用) ×

ここまで試して、「中性」と「アルカリ性」の洗剤ばかりだということに今更気が付く。そして、福野礼一郎著の「極上中古車を作る方法」中に、そのままずばり「ポリタンク洗浄の技」が掲載されていた!早速試す。

洗剤は「サンポール」を使用。また、「ガラ洗い」という手法で洗浄されていた。「ガラ洗い」とは、砂や小石、針等の堅い物体を中に入れて洗浄液と一緒に振ること。今回はその辺に落ちていたネジ・ナット・ワッシャーを入れてみた。

サンポール(約五倍希釈) 酸性(塩酸)・トイレ用
サンポール(原液) 酸性(塩酸)・トイレ用
サンポール(原液)+ガラ洗い 酸性(塩酸)・トイレ用

ひたすらシェイクシェイクシェイク!!!!
綺麗になってきた〜!∩(・ω・)∩

要するに、酸性洗剤じゃないと落ちなかった、って結論です。

ありとあらゆるホームセンター・雑貨屋・ドラッグストアを探したが、酸性洗剤はこの「サンポール」しか見つかりませんでした。特に主成分は塩酸。強力です。
サンポールトを半本分くらい使用してひたすらガラ洗い。しかし、リザーバータンクの中は意外と複雑な構造をしており、ガラ洗い用の中身がうまく汚れた箇所まで当たらない。

結局、延べ5時間ほどシェイクをしてそれなりに綺麗になったところで終了。

いやー、疲れた。
副作用として、キッチン排水溝が無駄に綺麗になりました。(;´Д`)

洗浄後。
さすがに完全に綺麗にはなってません。(;´Д`)

とは言っても、元の茶色から見ればかなりマシになってます。濃いめの肌色くらいでしょうか。(;´Д`)

ついでに、ホースバンドはネジ止め式のものに変更しました。その後、最初にクーラントを抜いたのでラジエター内のエア抜きをする。きちんと装着した後にエンジンを暖気運転させ、上側からエアが出てこなくなるまで放置。20分くらいでしょうか。

最後に、至極当たり前ですが、クルマの性能には何も変化ありません。(;´Д`)
見た目綺麗になっただけです。でも、これがいいんだな・・・(;´Д`)

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