2006/01/03UP
photo & reported by D.I.Y.
156TSにお乗りのD.I.Y.さんからメタル触媒装着のご報告をいただきました。専用新品パーツは結構高価(10万円〜)ですが、効果大みたいですね。D.I.Y.さん、貴重なレポートありがとうございます! (ユーノス156)

11/20に愛車銀セレに、他車流用のメタル触媒を装着しましたので、ALFA度の濃い方々の参考になれば、とご紹介します。 本体は日産用のUSED品で、前後のパイプが156に合せて改造されている物をヤクオフでタイミングよく入手し、取付けました。

←ノーマルとの比較。上がノーマル触媒。
内部の触媒本体。ノーマル部品
触媒本体。メタルCAT

変化点

1)音量・・少し大きくなりました(標準品は後ろ半分が膨張室(消音構造)になっています、これが無くなった訳ですから当然かも)。アイドル状態からスロットルを煽ると腹の下から音圧を感じます。標準品では感じませんから、人(家族構成)によっては問題かも。加速(負荷)時にもこの音圧を感じます。長い登りでは長時間耳に入ってきますから人によっては?かも知れません(2500〜3000の間が特に大です)。高負荷の掛らない状態ではOKレベルです。

 

 

2)音質・・1)の理由で少し歯切れが良くなった?かな、少し高音系(メックスのような”ベェー”が少し混ざった?感じ)になったかな? という程度。

 

 

3)パワー・・間違いなくUPしました。 街乗りの使用条件(〜3,500回転)でもUPしたのが感じられ加速感が違ってきました。GRIDの空燃比計を装着していますが、数値は街乗りの速い加速程度ではA/F値14.6(λ=1.0)で正常値ですが、2速で6000<までフル加速するとλ=1.2位までリーンになりますから抜けが良く?燃料が追付かない?ようです。ここで以前装着したサブコンの出番なのですが調整は暖かく?なってからになりそうです。

 
 


 過去、○レカさんにメタル触媒(120K円)について聞いたところ、音量もUPするが馬力もUPします。又、○○コルセさんに聞いた時には、直管にすれば10馬力はUPします、と言っていました。今回のは量産車用ですが間違いなくUPしている(音量が後押ししているだけで無く!!)ようです。低回転域でのトルクダウンも感じません。サーキットを走られる方には特にお奨めかと!!

 私のセレは等長エキマニ、エンドマフラー、147方式点火、同コードのノロジー化、ブリスクプラグ等に交換しているのですが、それでも充分体感できる差を感じました。いや、交換しているからこそ感じられるのか・・・? は不明ですが。
 他の掲示板でエアフロセンサーが話題になっていましたが、私の場合はA/F計を付けた時から定常状態でも15以上を示し、急加速時には燃料が足らないような感覚を覚えていましたが、結局O2センサーがNGで、点検時(`05.10)に交換したのですが、(145の時代には比較的あったとか・・、補正なしの標準値?で働くようです)調子の悪い時はチェックされたら良いかと。 

装着後のメタルCAT
AF計用O2センサー
アイドル時・・・理論空燃比の14.6(λ=1.00)を示す。
定常走行時・・・λ=0.98でほぼ理論空燃比状態です。
2速全開加速中・・・登り2速全開 6,200回転でλ=1.18 18%リーンな状態です。
エンブレ時・・下り等のスロットルOFF時には燃料がカットされる為空気中のO2濃度20.8%を示します。 (現状は7ヶ月の使用中に0.1%ずれています、空気中に置いて簡単に矯正可です。