前期型156(赤色キー)のドアロックをリモコン化するのに必須作業
ヒマネタで恐縮なのですが、イモビライザーチップの移植です。
@アルファ156のマイナー前型のキーはプラスチックのムクで、チップ取出しは結構手
間がかかります。
不要なキーがありましたのでテストとしてニッパーで少しづつ削り中身やチップの場所を確認しました。
A、B中に黒い箱型のプラスチック部分が埋まっています。この中にチップが内蔵されています。
C今回はキー部が折りたたみ式のリモコンなので、事前に販売元でカットしてくれたキー部をリモコンに装着します。
本来は専用のキーがありワンタッチ装着なのですが、156は多少特殊で汎用のスペアキーがベースになります。
これだと根元を削ってからリモコンに挿すこととなります。
削る寸法などは販売元のHPに載っていました。写真は削り終わったものです。
Dチップ取出しでの本番では効率的な切断場所が特定できたため、結構簡易に5分程度で取り出せました。
キーを上から見てエンブレムより3ミリ後方にマーカーでぐるっとラインを引きます。
Eそこを細めの鋸で切っていきますが、中身の黒い部分は切断してはまずいので慎重に切っていきます。
上下左右に分けて切っていきますが、多少は黒い部分に切込みが入っても構いませんので、切りカスに黒い粉が混じったらそこの面は終わりとすれば分かりやすいです。
ぐるっと切ったら切れ目にマイナスドライバーを差込みねじれば赤い外部の後ろ側は中身の黒い部分を残し外れます。
F中身の黒い部分の端に蓋部があります。ペンチなどで引けば外れます。
外した後の穴の中にチップが入っています。
Gテスト時は下に向けコンコン叩いたらチップは出てきましたが、本番では出て来ません。
HIそこで前方からピンバイスで細い穴を慎重に開け、細い棒などでやさしく押すと出て
来ました。
J後は基盤の先端部に接着し、乾燥後組み立てれば完成です。
Kエンブレムは純正キー用の15ミリのヤツがいい具合に収まります。なかなかいい感じに仕上がりました。
他にリモコン受信部の装着が必要ですが、今まで使っていたToF○tの配線カプラーがそのままで使えましたので受信機のみ差し替え交換が出来たので簡単でした。
グローブボックスの取り外しが必要ですが、通常の工具で出来るものです。
今回購入したセットにはハザード接続用の抵抗もキットに入っていますので、これをハザードスイッチ裏に接続してやればロックで一回、アンロックで三回ハザードが点滅します。
今までは接続が面倒なので省力してましたがキットに入っている抵抗を使えば簡単です。
結構新型っぽくて良いかも知れません。
以上です。
キーと体型のリモコンで、キー折りたためてボタンを押せばぱちんと出て来るのはなかなか良いギミックです。
99年式までのユーザーにはお薦めです。
購入先は下段のアドレスです。
アルファ156用として注文したところ、わざわざ連絡をくれてイモビの移植に難があることや専用キーは156に合わないので汎用のキーでスペアを作るがキーの根元を削る必要があることなどを伝えてくれました。とっても親切なお店です。
また、イモビチップのみの販売もやっていますのでオリジナルのキーを割らずに残しておきたい方にも対応しています。
他にオークションなどで探せばもう少し安く入手出来るかもしれませんが、
どこを選ぶかはご自分の判断でお願いいたします。