ここは「日本秘湯を守る会」という極めてマニアックな会に所属している、温泉通ならよく知られた宿である。
この宿の良い点は、人里離れた山奥に一件だけぽつんと存在する立地条件である。そして、古くから湯治場として活用されてきた、極めて良質な温泉。そして、素朴ながら上品な料理の数々。宿の雰囲気も申し分なく、日本全国レベルでもトップクラスの素晴らしい宿である。

欠点は、とにかく何もないところ。これが良いところでもあるのだが、いわゆる観光地を求める方にはオススメできない。
自然に恵まれすぎていて、夏場は虫が多く、特にアブには注意したい。さらに、この地方は日本有数の豪雪地帯であるため、冬に訪れるのには相当の気合いが必要である。
それでも、機会があれば是非訪れて頂きたい。関越の長岡ICや燕三条ICからであればそれほど遠くは無いので、関東近郊の方であれば楽に訪れることができます。

この他にも一般の大浴場と露天風呂もあり、温泉にはこと欠かない。前述したが、ここの温泉は極めて良質な濃い温泉である。是非体験して頂きたいものである。

ちなみに、今回泊まった部屋は、この貸し切り露天風呂のすぐ近くである。朝方起きた直後は一般開放されているのを良いことに、のびのびと浸かっておりました。(^^)

地震とはまた別に、宿の側を流れている川が大洪水になって道が崩れてしまっております。（写真右上）
洪水は去年の秋に発生したものだが、未だに復旧工事が続いております。大変です。

この八木が鼻は、国内では珍しい、野生の「ハヤブサ」の生息地である。登っている最中も「ピィーピィー」と鳴き声がしておりました。

で、頂上の展望台に着くと看板があり、「←展望場」などと書いてある。先を見ると、明らかにただのケモノ道であるが、まあ気にせず進んで見た。
そして終点にたどり着くと・・

あわててカメラを向けると「テメェ、そんなもん向けるなや！」という目つきで見られたが、動ずることなくすぐそこの木の枝にとまっている。
どうやらこの木がナワバリのようで、全然動かない。10分くらい頑張ってみたが、素人カメラマンの悲しいところ、手前の松の枝にしかピントが合わない（TT)

ということで、ピントズレだが、これが一番良い写真なのであります。

こんなところである。えらい登りました。下から木に止まってるのを撮影したのだが、12倍望遠でも全然判りません。いや、この崖凄いっすよ。

いやホントここ良いっすよ。
世の中に疲れた方、是非どうぞ。オススメです。

最後に注意点（利点？）を一つ。
ａｕのケータイは、圏外です！Σ（´Д｀ｽﾞｶﾞｰﾝ
ネット接続などというものもありません。ということで、完全に現実世界と隔離できます！