05/05/08
使用工具 アルミダクト(直径60〜80ミリくらいのもの前後で1,5メートル)、タイラップ(長いものは割高なので15センチ程度のものを連結して使用するとよい)
いじくり時間 4〜5時間(前後)
いじくり費用 4000円
難易度 C
なぜ、ブレーキにエアダクトが必要なのかは、当HPのブレーキやサーキット関連のページをご覧いただいている方にはおわかりいただけると思います。なので、勝手ながら装着に至る経緯は端折って、装着の経過を写真を中心に報告します。
なお、毎度のお願いですが、今回のいじくりも「私の気ままな思いつき」でDIYが進行していきますので、鵜呑みにして真似しないでください。同じ手順で作業して事故がおきても責任取れません。よろしくお願いします。
 
さて、フロントからいきましょう。エアの取入口はフォグ脇のエアインテークを利用します。グリルのこの部分のガーニッシュだけネジ2個で簡単に取り外せますので、バンパーの脱着は必要ありません。
左側です。ユーノス号はレゾネーター外しているのでこのようにがらんとしていますが、本来はここに巨大なレゾネーターがどーんと存在しているので、ダクトの取り回しには苦労すると思います。がんばってください。
ホイールハウス内のインナーカバーは一度外した方が作業は楽かもしれません。
ところで、今回初めて気付いたのですが、右側のインナーカバーにだけ、縦長のスリットがあります。なぜか左側にはありません。たぶん何か理由があるのでしょう。
この辺を切り取ります。カッターの取り扱いには十分注意してください。
フロント右側のダクト取付状況です。車体への固定はタイラップのみ。軽いものなのでいいかなと。
今回使用したダクトは直径が75ミリのもの。これ以上太いと、車高下げているクルマだと地面に擦るかもしれません。
下から見たところです。上の画像に写っているコイル状の冷却配管が邪魔なので結構下方に出っ張ってしまっています。
これで一応できあがり。なお、156は純正サイズのタイヤでもホイールハウスぎりぎりです。ダクトは2センチも突出させると操舵時にタイヤと干渉しますのでご注意を。
 
縦長スリット部分のインナーカバーはぶらぶらして邪魔なので、思い切って全部切除してしまいました。
フロント左側です。レゾネーターがある場合は、下側か車両中央方向に大きく迂回しないとならないはずです。
そうそう、ガーニッシュのインテーク部には、このようなハニカム状格子があります。抵抗多そうなので切除しました。本体と一体なので、ニッパー等で切除後、ヤスリがけが必要でちと面倒です。
見栄え的には、黒色鉄製の網なんぞを貼った方がいいと思います。
なんだか見栄えはぱっとしませんね。でも見る人が見たら、「おっ、ブレーキダクト付けてるな」と一目置かれる、かな?
意外と苦労したのはリアの方でした。タイラップを留める場所がないのです。結局、インテーク側はサイドブレーキのケーブルに、アウトレット側はインナーカバーの絨毯(!)にドリルで穴あけして通しました。絨毯はいずれ破れそうな気もするので、定期検診が必要です。良い子は真似しないで、もっとお利口な方法を考えておぢさんにそっと教えてね。
上と同じ左側を後方から撮影したものです。ジャッキを下ろせば、アウトレット部から出た風はキャリパーに直に当たるはず。
右側を左後方から撮影したもの。何だかよくわかりませんね。
完成後の左リヤです。一応ダクトの出口はキャリパー方向を向いてますが、効果のほどはどうでしょうか? ローターの裏側には、泥よけのプレートがありますのでここに当たっては意味ないですよね。
続編はこちらからご覧ください。