バッテリー移設の際に、まず最初に悩んだのが配線をエンジンルームから車内へ引き込む 「穴探し」でした。メインハーネスを追っかけてみましたが、フロントエプロンの断熱材の奥深くへと消えていってしまい追跡不可能。ジャッキアップして下回りを覗いてもみましたがこれもダメ。でも見つけてみると、それほど変わった場所でもありません。フロントウインドー下の左側ガーニッシュを開けた中に、写真のようにゴム蓋がはめられて存在してました。ちなみに画面左側に見えるのは外気を濾過するフィルター(名前忘れた)です。
なお、このガーニッシュはスターヘックスのタッピングボルトでとめられていますが、中央の左右合わせ目の1カ所は、外したが最後、再びとめることは人間にはできません。これが出来るのは神様かイタリア人のメカニックだけでしょう。(笑
右はゴム蓋を外した状態です。中にフエルトの断熱(防音)材 がありますが、穴に合わせて初めから切ってありますので、軽く押すだけでポコンと外れます。後はここからケーブルを引き込むだけ。他に何の細工もなしで、助手席足下付近にケーブルが垂れてきます。これで、You Gotta Power!! アンプでも電動マッサージ器でも何でもOKです。
なお、必ずゴム蓋に穴を開けてそこにケーブルを通し、車室の密閉性を保ってください。これをしませんと絶対に水が浸入してきます。