2005/07/07up
このページは、ペコーさんから報告していただいた手順と画像を掲載しています。ペコーさんありがとうございました。私も近日中にチャレンジします。

    あくまで自己流の交換方法ですので、深く突っ込まないで下さいね。

正規の方法とは違いますので、自己責任においてチャレンジお願いします。

 

@      バッテリーマイナス端子を外し、エアフロ及びクリーナー側のダクトを外します。

A      ブレーキタンクキャップを開けて多めにフールドを入れておいて下さい。

(300mlも有れば全量綺麗に交換出来ます、すでにブレーキオイルを交換済の方は200ml有れば大丈夫でしょう)

B      クラッチレリーズに入るホースの止めクリップを上に引き抜きます、その後ゴム

カバーをめくって邪魔にならない様に少しスライドさせます。

(先にクリップ外さないとカバーがスライドしません、またハウジングの中にクリップを落とさない為にも有効です)

クリップはこんな形です。

@      エア抜きホースをセットして、助手を運転席に座らせます。ホースを少しだけ引き抜くとオイルが

ゆっくり抜けてきます。そこでホースを止めて助手にクラッチをポンピングしてもらいます。

圧が抜けるのでペダルは戻って来ません、手か足先で戻すといいと思います。

(一気に踏み込まれると圧に負けてホースが抜ける危険が有ります、クラッチ版にフールドが付着すると最悪ミッション下ろし・・・助手とは先に十分打ち合わせされてからの方がいいです)

 レリーズ部はこんな感じになっています
私は念の為周りをウエスでくるんで作業しました。
作業中です、だいたいこれくらい抜けると綺麗になってきます
ペコーさんのおかげで簡単に交換できました! 重ね重ねペコーさんありがとうございました。蛇足とは思いますが、写真撮ったので掲載させてね。
 
場所はココです。写真はフラッシュ焚いてるので見えますが、日陰だと暗くてよく見えないかもしれません。明るいところで作業しましょう。
ゴムの蓋を外す前の状態です。
画像ではキャップしたままですが、ドレンの口径は6ミリです。内径6ミリのホースを用意しましょう。
クリップのはまり方をよく見てください。ぜんぶ外側から挟むのではなく、途中から差し込む形になってます。また、装着時、先にクリップをすると蓋がスライドできないかもしれません。順番としては、クリップ外す→蓋外す→フルード交換→蓋する→クリップはめる、となると思います。
あと、ペコーさんに教えてもらったのにもかかわらず、クリップ落として探すのに苦労しました。アンダーカバーがある普通の156はもっと大変だと思います。気を付けて。
交換したフルードと新品の差です。でも色の差ほど体感上の違いはありませんでした。ユーノス号は走行距離短い(1,7万キロ)ですからね。でも、やった方がいいのは間違いありません。ペダルのタッチはしっかりしましたし、つながるのが奥の方になりました。最低でも車検時にはやりたい項目かな。
 
 
 
 
 
 
※画像は、試験的にクラッチフルードを別体化中のものです。危険かもしれないので参考にしないでください。別体完成後は正式にアップします。
※補足byユーノス
ペコーさんは、フルードにブレーキ用と同じレーシングタイプ(DOT5.1相当)を使ったのですが、この後異音と動作不良が進行したため、フルードを通常のDOT4タイプに交換したところ、好転したそうです。
私が調べたところ、ブレーキフルードは、耐熱性・耐久性以外に「ゴム膨潤性」にも性能差があるようです。156のクラッチシリンダーに使われているシールゴムは、やや弱いのかもしれません。交換する場合は、大衆車用のどこでも売っているDOT4タイプがいいと思われます。
ただし、異なるフルードの混合は好ましくありません。ブレーキ側にDOT5.1相当の高沸点タイプを使いたい人は、リザーバータンクを別体化するしかありません。