使用工具 メガネか両口スパナ

使用部品 ステンレスステー、ボルト、ナット(黒色のものが目立たなくてよい)

いじくり時間 15分

いじくり費用 500円弱

難易度 D

 

 156のフロントナンバープレート取付位置は、縦の辺が短い欧州車のプレートに合わせてあるので、日本のプレートをそのまま付けると、バンパーの開口部を塞ぐ(ほんの少しですが…)と同時に、正面から見て左フォグランプを4分の1程度隠してしまいます。どちらも問題が生じるレベルのものではなく、実際どのディーラーでもそのままの位置にプレートを取り付けていますし、気にするユーザーの方もほとんどいないようです。ですが、数百円と15分程度の時間で、フォグランプの照射範囲拡大(理論上25%アップ)とエンジン冷却性のアップ(0,1%くらいか? 笑)が図れるならやってみる価値はあると思いませんか? はい、あなたもやってみましょう。

 

 やり方はごく簡単です。ホームセンター等で売っているステンレス製のステーを使って、プレートの取付位置を4〜5センチくらい上げてやるだけです。このくらいだと、プレートの上端はヘッドライトウォッシャーと同じくらいの高さになり、ヘッドライトの照射範囲には全く干渉しません。ステーは真っ直ぐのものでも可ですが、段違いに二度折れしているものですと、バンパー側のボルトの頭がプレート裏面と干渉しないで済むのでお勧めです。若干長めのステーを使って、プレートを幾分下方向斜めに取り付ければ、見た目も走り屋っぽくなり(やりすぎるとお下品)、バンパー開口部への空気の流速、流入量ともアップするかも。

 なお、バンパー塗装の付着力は弱く、ボルトをギュッと閉めるとその周辺の塗膜にしわがよって剥がれますので、締めすぎに注意してください。

フォグランプ、ヘッドライト、バンパー開口部、どれにも干渉していません。
この角度から見るとやや無粋なことは否定できませんね