04/06/13
以前からリモコンキーを分解してみたいと思っていました。というのは並行輸入の156に比べて、国内法の関係とやらで発信電波が弱められているらしく、10メートルも離れるとドアロック操作ができず(平行車は30メートル近く離れていても反応します)、少し不便に感じていたのです。「リモコンキー感知域拡大」のページで、トランクリッドのアンテナ線を展開する方法でいくらか感知範囲を拡げるDIYを紹介していますが、発信側にも何らかの細工ができればより距離を伸ばせるかもしれません。ですがご覧のタイプのリモコンキー(フェーズ2型というのでしょうか)は、周囲がぴったりとはめ合わされた上、ネジらしいものも見当たらず、分解方法がわかりませんでした。
偶然、スーパーの駐車場でリモコンキーを落としてしまったところ、ご覧のようにエンブレムがコロンと取れてしまい、下からネジ頭が出てきました。なるほど、エンブレムのプレートやステッカーでネジを隠すというのは、デザイン上スマートに見せるのと、ユーザーに簡単には分解されないように、一般工業製品ではしばしば用いられる手段です。
で、さっそくこのネジを外して分解を試みたのですが‥‥‥‥。これって100%壊す覚悟でないと開けることができません。接合部が接着剤らしきものでガッチリ固着されており、無理に開ければパーツが引きちぎれること必至です。
 
というわけで、あまり意味のないの更新ネタになってしまいましたが、私同様分解を試みて無駄な時間を費やす方が一人でも減ってくれればと、純ボランティア精神(?)でリポートしました。
04/08/01 追記
takurisoさんからメールでレポートとご覧の画像をいただきました。
takurisoさんのキーは、落とした拍子でも簡単にパックリ開いてしまうそうです。アルファお約束の、「個体によって仕様が全然違う」ってやつでしょうか?
 
で内部はというと、小さな基板があるだけで至ってシンプル。アンテナなんて影も形も‥ですね。無理して開ける必要全く無し。
 
というわけで、takurisoさんありがとうでした!