使用工具 12ミリスパナ(メガネは厳しい)
いじくり時間 5〜10分
いじくり費用 0円
難易度 C
156のサイドブレーキ調整は、とてもやりやすいタイプです。車種によってはジャッキアップしてクルマの下に潜らなければならないのですから。
まず、ホックを1カ所外してから、ブーツカバー全体を上に引っ張って外します。ツメで軽くロックされているだけですので、工具は必要ありません。全体を前か後ろにずらしながらやるとスムースに外れます。
青色矢印で示した部分が、サイドブレーキワイヤーの張り調整ボルトですので、これをスパナで時計回りに締めて、伸びた分のワイヤーを張ります。ものすごく大雑把ですが、1回転でコマ2〜3個分を短くできると思います。
なお、156の適正ノッチ数(引いたときのカチカチという音)がいくつか知りませんが、平均的な日本車では5〜6個とされてます。必ずしもこれに合わせる必要はありませんが、やや強めに引いただけで8以上いくようなら調整すると良いでしょう。
緑のマル矢印で示した辺りに、サイドブレーキ警告灯のスイッチがあります。奥にあるので、これを調整する際はセンターコンソールを外さないと無理だと思います。 
最後にお願いですが、調整後は、引きずりがないかどうかよく確認してください。