弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
■弐代目 Alfa156
1998y V6-6MT

メンテナンス・DIY整備

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■壱代目 Alfa156
2000y TS-Sele

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その3.156から、選ぶ
2つ問題があった。

金銭的には全財産つぎ込めばなんとかなる。問題ない。
フロント側のデザインが多少気に入らない(現在は慣れた)が、これは我慢しよう。

大きな問題、それは「何色にするか」「どの仕様にするか」だった。

色は悩んだ。大いに悩んだ。半年は悩んだ。
いくら雑誌で見てもさっぱりわからない。それどころか、同じ色でも違って印刷される始末。「コスモブルー」ってどんな色じゃい。「ファンタジアブルー」ってなにがファンタジアじゃい。ヌボラなんて理解不能だ。悩む。

当時仕事の都合で群馬の片田舎に住んでいたが、ディーラーなんて2つ隣の市まで行かないとない。行けば行ったで、赤と銀しかない。困った。
おまけにGTVのプロテオレッド&タンレザー仕様に大いに惹かれる始末。

仕方がない、現車で確認する以外ない。で、東京のディーラーに行く。思惑通り全色そろっている(と言っても6色か・・)。感動。

黒は早くも傷が付いていた。黒内装に外も黒は面白くない。
そもそも、元々好きじゃない。

ヌボラは意外と期待はずれ。言って見れば玉虫色。
緑に光るのは昆虫だけにして欲しい

赤も幻滅した。光に照らすと白くなる。
安い絵の具のようで、深みが全くない。
「アルファは赤」とはよく言うが、こんなものなのか。

残り3色。悩んだ。やっぱり悩んだ。

シルバー。一番まとまっている。微妙な凹凸が引き立ち美しい。
しかし、どこかまとまりすぎている。面白味に欠ける。

コスモブルー。最後まで悩んだ。
濃紺と濃緑と濃青と濃黒が混じりあい、正に宇宙。凄い。
しかし、どうしても濃色は私の感覚に合わないようだ。

ファンタジアブルー。やっぱりこれだ。
この色は、周りの色・光を取り込んでさまざまな色を見せてくれる。
海の青、森の緑、桜の花吹雪、黄金色の稲穂、夕焼けの赤・・・
決めた。ファンタジアブルー。これしかない。

やっと問題が一つ解決。

余談:
ファンタジアブルーは強い光(つまり太陽光)の下じゃないと輝きません。夜にガソリンスタンドにいって蛍光灯に照らしてみよう。のっぺりとした何の感動も与えない水色に。
納車の次の日に100年の恋が冷めてしまった(;´Д`)

次の問題。仕様だ。

Q-Systemはありえない。ATなんぞ乗ってたまるか。

とは言っても、MTも困る。真面目に乗ったことない。新車の156で練習するのも考えられない。
しかも、当時膝を怪我しており、3ペダルの操作にいささか不安を感じたのもある。

自ずと選択はSelespeedになる。しかし、悩む。
そう、この時点で「Selespeedは壊れる」のが常識になっていた。悩む。

悩んだ結果、滅茶苦茶な結論が出る。

「今のクルマもこのまま乗って、156にも乗ればイイ!!」
結局Selespeedになった。

最終的にこれは良い判断だった。156の良いところ・悪いところがよく見えたのはとても貴重だった。

やっと、すべてが決まった。

156を初めて見てから、優に1年経過していた。
その間、購入資金もぎりぎり貯まった

紆余曲折の末、最終的に南関東から北関東へ納車してもらった。工場に、昼休みに持ってきてもらった。なにも言ってなかったので、みんな唖然としていた。

そして、156オーナーとしての波乱万丈が始まる・・・

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