弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
■弐代目 Alfa156
1998y V6-6MT

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■壱代目 Alfa156
2000y TS-Sele

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その6.ついにSelespeed壊れる
良い点も悪い点も受け入れていた購入から半年後、とうとうSelepseedに不具合が生じてきた。

壊れることは重々承知していたが、折しも正式にリコール扱いになった直後に不調になりはじめた。修理してもらおうととした矢先、今度はイタリアの大洪水のため工場が完全に停止してしまった。
Selespeedの対策アクチュエーターの入荷は年明け以降になってしまった。正直、これは痛かった。

ちょうど10月に転勤のため東京に戻ったこともあり、予備のクラウンは廃車にしてしまっていたので、しばらくの間、病気持ちと生活しなければならなかった。

Sele不具合の武勇伝は都市伝説として語り継がれている。

やれ、環七で2車線塞いだ、青梅街道で2時間止まった、なんてのはよく聞く話だ。
全く同機構のフェラーリF355F1が瀬田の交差点の右折レーン先頭で止まったのはあまりにも有名だ。

私も全く不動状態になったことはないが、右折レーンで止まったことは何度かある。ほとんどが交差点のど真ん中だ。

困ったことに、一度異常停止すると30秒間は再始動しないようになっている。おかげでその間は前後左右からクラクションの雨を浴びなければならない(;´Д`)。

症状の重いクルマはもはや使用には耐えられないくらいだったが、幸い壱代目は1時間程度走った後に症状がでるので、まだなんとかなった。シフトチェンジの回数でも症状の出方が変わるので、クルマが「こんな渋滞の中走りたくないよう」とゴネているようだった。(w

年が明けて2001年はじめ、やっと対策部品に交換してその後は全く不具合は発生しなかった。

ただ、同時に行われたプログラム変更によって、156TSの「味」が大きく損なわれてしまった。

「味」とは、特性上3000rpm以下のトルクが極めて薄いこともあり、それ以上の加速が爆発的に感じることである。プログラム変更によりトルクの薄さを解消し(と言っても燃料を濃くするだけ)、乗りやすく扱いやすくすることが目的なのだが、結局最後まで乗り味はつまらなかった。

別の話になるが、156JTSと147の乗り味もこれと同様で、JTSの方は優等生だがつまらなく感じる。147はギア比の特性もあり、やんちゃな性格だ。
個人的感想だが、アルファロメオに「普通」を求めるのはミスマッチではないだろうか?非日常、普通ではない感覚を得てこそのアルファロメオではないかと思うのだが・・
所詮普通を求めるのであれば、TOYOTAに乗った方が全然完成度は高いはずだ。

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