弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
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自分でエンジンオイル交換 (2003/12実施)
車検以来オイル交換していない。時間にして6ヶ月、距離にして6000km。

いい加減交換しないといかん、と思っていた時に有明の某自動波でMOTULの大安売りセールに偶然遭遇。
2リットル1缶が2980円。Σ(´Д`ズガーン
この時とばかりに、MOTULクロノ10W-40の最後の4缶を全部買いしめる。

その場で上抜き交換してもらう、という手もあったのだが、既に23時を過ぎている(;´Д`)

どうせなら誰もが大変だと言う、オイルフィルターも自分で交換してHP更新のネタ(;´Д`)にしよう、という結論になり、その場はそのまま帰宅。

その後、木場のRACまで行き、
・オイルフィルター(型番:0046808398) 1500円
・ドレンワッシャー(V6汎用・アルミ製) 200円
を購入。
ドレンプラグ(12mmHEX・Alfa汎用)も500円で販売されていました。

ちなみにRACではMOTULのオイルは1缶3100円で販売されています。

アマリトクシテナイキガスル(;´Д`)

※追記(2003/3/2):
RACでの通常販売価格は1缶\3,500-です。上記価格は年末特価でした。

それでは交換作業を。

まずはジャッキでリフトアップして、ウマをかける。
私はカヤバのシザースジャッキで片側ずつ挙げてからウマかけしました。車載パンタジャッキではやる気出ません。(;´Д`)

ドレンプラグは車体右側にあります。
特にクルマ持ち上げなくても下から覗けば見えるはずです。

なぜかうちの車の場合、ドレンプラグの前にあるパイプ(エアコンホース)が垂れ下がって邪魔で、ソケットレンチが使用できませんでした。

ということで19mmメガネで開けようとしたのだが・・・

開かねぇ〜〜!!(|| ゚Д゚)
全然緩まねぇ〜〜!!(|| ゚Д゚)

いやもう全然びくともしません。メガネはKTCのオフセットメガネなのだが、これがもう全然緩まない。しまいにドレンプラグ側が歪みだす始末。

1時間ばかり格闘したが結局歯が立たず、一度ウマから下ろして(;´Д`)、所沢まで工具買いに行ってきました(;´Д`)

店で一番トルクのかかりそうな工具を探した結果、KTCのロングストレートメガネ(17/19mm)を購入。こんなの近所のホームセンターじゃ売ってないよう。

工具買って帰ってきたら4時間ほど経過してました(;´Д`)
それに加えてエンジンが熱いので、さらに1時間ほど冷ましてから再びウマ掛け、ああ面倒。(;´Д`)

今度もかなり格闘したが、なんとか緩みました〜(;´Д`)
さては車検の時にインパクト使って超トルクで閉めやがったな(゚Д゚)ゴルァ!!

こんなにトルクかけて閉める全然必要ありません!!
交換用ドレンプラグの場合、工具は12mmHEXなので理論上もっと弱い力で閉めても問題ないです。しかもワッシャーがアルミなので、ますます大トルクは禁物なのだが・・(;´Д`)

必要なもの:
・オイル受け(容量10L以上、できれば長方形の箱形)
・ドレンプラグを緩めるもの(レンチ・スパナ等)
・シート、新聞紙など(オイル垂れ防止のため)

まず、ドレンプラグを緩める前に、必ずオイル受けと、新聞紙等のシートを必ず用意しておきます。少し緩めるだけでしみ出してくるので絶対置いておきましょう。

オイル受けですが、AlfaのV6はオイル容量は7.5Lなので、これに余裕を持って10Lは入るオイル受けを用意します。8Lだと動かす時にこぼす可能性があるのでお勧めできません。
私は洗車用の10Lバケツにビニール袋を2重にかぶせて使用しました。

さて準備が出来たらドレンプラグを外すのですが、緩めていく間もオイルは結構な勢いで垂れてきます。そして、完全に取れる瞬間、ほぼ間違いなくオイル排出の勢いでドレンプラグはオイル受けに落ちます。

このとき手で押さえていた場合、間違いなく手がオイルまみれになります。この時、オイルが高温だと確実に火傷します。特に軍手は禁物です、オイルがしみこんでさらに火傷します。
私はそのままオイル受けに落として、後で取り出しました。このほうが安全です。

この時点で既にオイルはものすごい勢いで排出されていきます。感覚としては、最初の10秒でオイルの90%以上の量が排出されます。よって、最初にオイル受けを置く位置が極めて重要になります。失敗すると、地面がオイルの池になります。

オイルは結構な勢いで排出されるので、オイルパンから20cmくらい先まで飛びます。その後、真下に垂れるので出来れば箱型の長いオイル受けを用意したほうが良いです。
今回のバケツはぎりぎりセーフで、ちょっと最初の排出でこぼれましたが新聞紙の上なので問題ありませんでした。

排出されたオイルです。汚れてはいますが、真っ黒にはなっていませんでした。まだ保ちそうです。

量は6Lくらいでしょうか?想像より少ないが、よく考えたら交換前のオイル量はゲージのMinを下回っていたので、
Max7.5L
− 1.0L(Max〜Min間の量)
− 0.5L(オイルフィルター内)
= 6.0L

といった計算になるので間違ってはいないようです。

灯油ポンプは廃油処理の時に別のバケツへ移すのに念のため用意しました。結構役に立ちました。

ちなみに、バケツの下にあるダンボールは愛飲しているレーベンブロイの箱です。うまいです。

今回はオイルフィルターも用意して交換する予定だったのですが、断念しました。(´・ω・`)

理由は、
・ドライブシャフトが熱くて触れなかった
・パワステパイプが動かず、手が入らなかった
オイルフィルターレンチのサイズを間違えて開けられなかった(´・ω・`)

サイズは75mmです。間違えないように・・(;´Д`)

ちなみに、間違えて買ったのはカップ型のものですが、サイズ合ってても作業空間が狭いのではっきり言って入らないです。
汎用のサイズが変更出来るやつ(ρ←こんなの)じゃないと無理があります。

交換したオイルは、前述の通り、「MOTUL CHRONO 10W-40」です。

新品の色はちょっと濃い目で紅花油くらいでしょうか。独特のいい臭いがして、天麩羅揚げたらカラッと揚がりそうな雰囲気です(;´Д`)

オイル排出口からまだ滴となって廃オイルが出ていたので、壱代目の時にオイル交換して余っていたSeleniaを数100ml注入して洗い流しました(;´Д`)
もう2年も経っているので捨てる前提ですが、めちゃめちゃ贅沢な使い方してるな。(;´Д`)

最後に排出口をきれいに拭いて、ワッシャーを付けてドレンプラグを閉める。
今回はオフセットメガネで「ギュッ」と閉める程度で済ませました。交換後も漏れてきていないのでこの程度で十分です。

さて、やっと新品オイル注入。
ジョウゴ替わりに500mlペットボトルの底を切って使用する。V6の注入口は前下がりの斜めになっているので、切り口も斜めにしてみた。

問答無用で2L×3缶全部投入。その後にレベル確認したら、MAXぴったり Σ(´Д`ズガーン

エンジンをかけてアイドリング後測っても、試走後(首都高数周)に測っても同じ。危ねぇ危ねぇ。

・交換後の感想

排出されたオイルから察するに、まだ保ちそうです。スラッジ吸収力もまだ余裕がありそうな雰囲気です。
そのせいか、交換しても何にも変化ありません。(;´Д`)
何にしても、MOTULはいいオイルです。安物オイルなんか使うもんじゃありません。

・作業について

面倒です。Σ(´Д`ズガーン

工具と作業場所が既に用意されていて、なおかつ交換作業そのものが目的の場合にのみお勧めします。(;´Д`)

オイルだけの交換ならば作業は簡単ですが、最大の問題点は廃オイルの処理です。キッチンペーパー2ロール使用してしみこませ、スーパー袋3つ分に分けて生ゴミの日に出しましたが、かなり面倒です。手も汚れるし。

さらにV6のオイルフィルター交換はやはり大変です。(ていうか交換できてないし(;´Д`)

工賃が安く、オイルも安いのであればお金を出して交換して貰った方が格段に楽です。
それでも自分で交換したい!と言う人、はっきり言ってどんな作業でもできるようになります。
がんばってください。

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