弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
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ETC装着してみる (2005/4)
ETCである。
現行のETCは諸外国のそれと比べると非常に使いづらい仕組みであり、2輪用のETCが始まるまで意地でも装着しないつもりではあった。
しかし、東北へ長距離旅行をすることにしたので、どう考えても割引制度が適用されるETCの方が都合が良い。ということで、金の力に負けて装着を決意した訳である。(;´Д`)

ぬう、今でも納得がいかん。

ご存じの方も多いと思われるが、ETCを利用するだけならば、ETC用カードを作成するだけで利用可能である。車載器が無くても、クレジットカードと同様にゲートでこのカードを渡せば良いのだ。

しかし、これだけでは割引制度を利用することはできない。
車載器を購入してセットアップを行い、所有するETCカードの情報を登録しないといけないのだ。ということで、車載器による料金収受システムを利用するまでも無い人(俺だ)であっても、車載器を購入しないといけないということになる。どう考えても納得が行かない。

登録した後は、料金割引はカードに対して発生するのである。
2輪で高速を利用してカードだけ渡す場合でも、他のクルマに乗ってその車載器で利用する場合でも、支払い対象となるカードに対して料金割引が成されるのである。だったらカードだけ登録すりゃいーじゃん。アホか。

ETCによって得られるメリットはこれだけでなく、料金受け渡しの手間が簡素化されることも挙げられるが、これを目的として購入するにはちょっと動機としては弱すぎると思われる。
実際に使用した感想としては、通勤や業務で高速道路を頻繁に利用するのでない限り、メリットとは考えにくい。レジャー等で高速道路を利用する層にとっては、料金割引制度さえ適用されれば良いのだ。

まあETCシステムの真の目的は、利権ですからねぇ。ゲートの設置、車載器、カード会社、そして登録関連業務。これに現行の道路交通法(フロントガラスにシールを貼れない)を組み合わせると、現在の使いづらいETCの仕組みが出来上がった、ということになる訳であります。

ということで、車載器なんぞ全くいらないのだが、購入してセットアップしないと意味がないので、仕方が無く購入することにした。
買うからにはそこそこ機能に優れていて、なおかつ安価に手に入る物が良い。ということで、コレにした。

大前提として、あたしゃダッシュボードの上にゴチャゴチャと物を置くのが嫌いであるので、アンテナ・本体別型でなければならない。
これに安価という条件を加えると、Panasonic製、またはDENSO製が候補としてあげられた。この2メーカーのものは販売数量が多く、それだけ多くの設置例が存在しているので安心感が得られるのも理由の一つである。

で、いろいろと他の方の購入インプレを読んだ結果、
・音声案内の声が良い
・ケーブルがコネクタ式で、本体から抜ける
・付属品が多く、設置が簡単
・みんなPanaばっかり装着してる Σ(´Д`ズガーン
という理由で、DENSOのDIU-3500に決定。

そもそも車載器を買う前に、ETCカードを作成しておかねばならない。
今回は、長年メインのカードとして使用してきたセゾンカードで作成した。また、今年の春からETCカードの年会費が無料となったので、ますます選ばない理由が無い。

車載器の購入は、ヤフオクで。
落札後、車検に記載されている内容をメールで連絡すれば、セットアップ済みの商品が発送されてくる、という寸法である。
なお、出品している業者によってはセットアップ作業不可のところもあるので注意されたし。

落札後、数日で商品が到着。とりあえず内容物一覧。
Pana製の場合、接続用のワンタッチコネクター等も付属されておらず、実は装着が面倒である。
DENSOのものは、本体設置用の各種両面テープや、ダッシュボードにアンテナを設置するための台など、非常に多くの付属品が添付されている。ムダなものもあるが、無いよりはあった方が良いものばかりである。

設置場所は、悩んだ結果、王道のヒューズボックスカバーにある物入れに決定。
まずはカバーを外して、仮配線を始める。
アンテナはダッシュボードの裏側からAピラーの中を通し、屋根の内装裏からバックミラーのところへ設置する。これも王道。Aピラーは、下側にずらすようにすると楽に外れます。

電源は深く考えずにオーディオ用の配線から。既にキーレスとナビの配線が付いているので、タコ足になるがこの後付配線に接続する。線はハンドルの下側を通す。

アンテナ。この黒いシールの裏側に接着した。

ETCの使用している電波の周波数帯は5.8GHzと高く、指向性が強いので設置角度は重要である。フロントガラスに貼る場合はどのクルマでも問題無いだろうが、ダッシュボード上に設置する場合は水平側の角度がシビアなので注意されたし。

カバーの裏から表側にケーブルを通さないといけないので、穴を開けた。
ちなみにカッター1本だけでの工作である。

ちと大きさをケチりすぎて、コネクタを通すのにもギリギリの大きさでした。

オーディオ用ケーブルの惨状。
某福野氏が見たら卒倒しそうなタコ足である。オリジナルのオーディオ用配線にはナビ用しか接続されていないのだが、ナビ用のケーブルに今回のETCとキーレスの電源を接続してある。

悪い見本です、マネしちゃいけませんぞ。(;´Д`)

本体はこんな感じで設置・・・したのだが、物入れの上側は曲面なのできちんと固定できませんでした。(;´Д`)
結局、ひっぺがして天地を逆にして物入れの下側に接着しなおしてます。
まあ、ここの物入れはほとんど使ってなかったのでこれでも良いのであります。

さてさて、装着したのできちんと動作するかチェックしにいってみました。

信号のやりとりが行われるのは、ETCゲートの入り口から数メートル先になります。想像より奥側なので、ちと不安になるぐらいの距離です。
やりとりが正常に終わると、そっけなく「ぴっ」と音がして終わりです。ツマラン。

出口も同様の位置で信号を受け取ります。「ポーン。料金は○○円です」
やはりそっけない。

それにしても、毎回毎回「ちゃんとゲート開くんだろうな」と疑いながら入って行くので、精神衛生上良くありません。
どうも疑り深い性格の人(俺だ)にはETCという仕組みは合わないようです。(;´Д`)
当然ながら便利にはなりましたが、出費と手間を考えるとやっぱり納得行きません。もっと便利な物にせい。

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