以前からヤフオクにてＫ＆Ｎ純正交換タイプを安く出品している業者さんを発見していたのだが、１５６用だけしばらく在庫切れだったのだ。で、つい最近入荷したらしく出品されたので、即座に落札（ｗ

送料込みで約9000円ちょい。
ちなみに純正品は１コ3000円。純正品を３回交換するほど乗る人は珍しいのではないかと思われるので、どちらでもお好みでどうぞ。

純正品は上下にゴムの台座が付いてます。またエアクリーナーボックスより若干背が高く、ボックスの蓋を閉めるときに押し込まれるような感じになります。これでフィルターとボックスとをより密着させようとしています。
Ｋ＆Ｎの高さはほんの少しだけ大きめになるくらいです。

で、この純正エアフィルターはどのくらい汚れてるんだろう？内側の色は元々違うような雰囲気だし。まだ使おうと思えば使えるくらいなのかと推測。

まず、インテークパイプを外します。純正ホースバンドは、細いドライバーやラジペン等でこじれば外れます。パイプ本体は、プラスチックの部分とゴムでできている部分が交互にあるので、ゴムのところをねじったりひねったりして外す。

次に、邪魔になるのでエアフローセンサ（上写真の赤丸）のコネクタを外す。

ここまでは問題ありません。

TSの場合、リザーバータンクは車体右側にありますが、V6では左側にあります。このため、エアクリーナーBOXの真上をラジエターホースが通っています。おまけにホース固定用のプラスチック部品が蓋についており、ほぼ密着している状態です。

ホースや周囲の配線を軽くずらせばボルトは見えますが、これを開けるのが一苦労。
狭いので、普通の3/8ラチェットやスパナ・レンチはほぼ使用不可。極小サイズのレンチか、またはフレキシブルヘッドを使用しないとちと無理です。
別の方法として、ボルトの頭にはマイナスドライバーで開けるための溝があるのでこれで開ける方法もあります。しかし溝がとても浅く、またボルトが錆びたり汚れていたりと固着気味なので、ねじ山をなめる可能性大です。なので、おとなしくレンチで開けたほうが良いです。

下側のホース、ラジエター上から出ているホース、ヘッドライトへの配線、バッテリー前側のリレーボックス、バッテリー台座が絶妙に入り乱れ、蓋がひっかかって取れないのです。

強引な手段としては、ホースを押しのけたり配線を外したりすると、知恵の輪の要領で取ることができます。但し、難易度Ａ級です(;´Д｀)。本当に「この位置、角度しかない！」って感じで取れます。

一番の安全策は、リレーボックスを外すことです。しかし、リレーボックスを外すためにはバッテリーを外さないと取れません。
これも負けず劣らず面倒です。

今回は知恵の輪方式で外しましたが、取り付けの時も同じ要領で入れることになります。一度知恵の輪が解ければなんとかなりますが・・(;´Д｀)

蓋が閉められればあとは簡単です。
純正のホースバンドの締め方ですが、プライヤーで、
上側( __/~/ ）と、下側( -^-- ）
で重なる爪を互いに挟み、思いっきり締めます。

ほぼ何も変わりません。誤差誤差。

多少、アクセル全開時に空気吸入音と思われる「ごばぁー」という音がするようになったかなー？気のせいかなー？、というくらいです。

始めから性能UPするとは思っていないので、ま、こんなもんでしょう。