さてここで、何故ワタシがこの部分にこだわるのか、原因を3つ解説しよう。
まず第一に、ASSOはこのマフラーの変形について隠蔽していたことである。
ASSOの製品ページを見れば判るように、この変形させた部分をわざわざ裏側にして写真を撮影し、しかもこの事実に対してどこにも記載がない。
伝えなくてもいいデメリットをわざわざ記載する必要も無いのだが、少なくともこの事実を記載する気は無かったようだ。
第二に、変形処理があまりにもお粗末である。
ASSOからの返信メールでは、排気効率の低下は発生しない、と書いてあるが、この部分の金属強度については誰が何と言おうと劣化していることは間違いない。
金属とは、物理とはそういうモノである。よくもまあヌケヌケと書いてくるもんだ。ヽ(`Д´)ノ
あえて変形させるのなら、V6の純正フロントパイプのように、できるだけなだらかに変形させるべきである。
こんな風に、なにか適当な硬いものを当てて「うりゃっ」っとばかりに処理するものではない。あんたらシロート以下じゃ。ヽ(`Д´)ノ
第三に、常識的に、変形した新品のマフラーなど見たことがない。Σ(´Д`ズガーン
アーキュレー、オーバー、ユニコルセ、モーテック、Bollente、その他156以外のありとあらゆるマフラーや排気管を見ても、こんなアホな変形処理を施されている商品は見たことがない。
家を建ててドアが開かないからといって、壁を削るだろうか?
服を仕立ててサイズが合わないからといって、破って無理やり着たりするだろうか?
料理の味加減を間違えて作ってしまい、その料理を客にそのまま出すだろうか?
要するに、このマフラーは完全な設計ミスの商品なのだ。
そして、この設計ミスを適当極まりなく処理し、販売しているのだ。
このような処理を平気で施しているということは、作り手にはこの商品に対するこだわりが全く無いということに他ならない。
適当に作って、適当に売りつける。
結果として、その商品がどれだけ優れていようと、画期的な技術を用いていようと、作り手がこのような意識でモノを作っているのであれば、絶対に褒めることはできない。
「雑記」のページでも似たようなことを書いているが、このようなモノづくりをする作り手は駆逐されなければならない。
まじめにモノを作る人達を冒涜するようなモノづくりである。
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