ローター自体は、ローターを固定しているピン(12mm)を外せばすぐ引っこ抜けるので、そのまま交換してピンで固定すれば良い。簡単簡単。
パッドはかなり骨が折れる。
新品のパッドは、それまで装着していたパッドより間違いなく厚みがある。よって、飛び出ているキャリパーのピストンを押し戻さなければならない。
しかし、リアキャリパーのピストンは押しただけでは戻らないのだ。強烈に押しながら、ピストンを回さないと行けない。回しながら押し込む、ではないことに注意したい。本当に強烈に押し込まないといけないのだ。
回すだけならば、工具屋に行けば6角ブロック形状のピストン戻しツールが売っているのでコレを利用すれば良い。しかし、これ加工精度悪すぎ!(;´Д`)
買ってきたそのままでは絶対使用に耐えられないので、ヤスリでゴリゴリ削って型合わせしてください。相手はステンレスなので、ヤスリも相応の固いやつが必要である。面倒すぎ。
で、6角ブロックの加工が終わったら、いよいよピストンを戻す。
強烈に押しつけないといけないので、リンクロッド(前後方向に付いてる黒いアーム)を土台代わりとして、さらにラチェットにエクステンションを付ける。そして両手でがっちり押さえて両足を踏ん張り、全体重をピストンに掛けて、押し込みながらジワジワと回す・・・
ここまでしないと押し込まれて行かないのだ。最初、押し込みは全くせず単純にグルグル回してたのだが、0.1mmたりとも動きゃあしない。(;´Д`)
無駄に疲れただけでした。
あ、念のため、ピストンは右周り(ネジが締まる方向)に回してください。反対に回すと・・・実際にやった人がいるので注意!
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