弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
■弐代目 Alfa156
1998y V6-6MT

メンテナンス・DIY整備

整備記録

弐代目156 購入への道

すぐわかる 弐代目156
■壱代目 Alfa156
2000y TS-Sele

壱代目156 購入への道

156の安全性

役立ち雑記帳

不定期日記

リンク

新・掲示板

過去の企画物ページ

当サイトのご案内

メール

リアブレーキパッド&ローター交換 (その1)(2005/4)
タイトルに(その1)が付いているのは、諸般の事情により作業完了しなかったからである。(;´Д`)
自分で壊したりした訳ではないのだが、あー面倒くせぇなぁ。

それはさておき。
フロントブレーキ系は昨年の今頃にほとんど全部交換したのだが、リアブレーキは結局未処置のままである。予算の都合、時間が無い、フロントより効果がなさげである、等々が理由だが、車検を前にしてそろそろ交換しないといかんべぇ、ってな感じでやっとこさ重い腰を上げたのだ。

※ブレーキ周りの整備は分解整備に相当する作業です。十分に注意して作業してください。

今回取り寄せたパーツ類。
パッドは、クランツのジガ・ベーシック。一番安いやつである。
ローターはATEのプレーンディスク。これもリアのローターでは一番安い部類である。町中しか走らないんであれば、スリットも何もないプレーンディスクがベストである。サーキットで走るならともかく、溝なんぞあるだけ無駄じゃ。

ローターには錆止めにオイルがたっぷり塗ってある。フロント用に購入したAPロッキードのものには極薄く塗ってある程度だったが、こいつはベトベトでありました。

さてさて交換作業に移る。
タイヤ外してウマ掛けて。

リアブレーキはサイドブレーキ兼用なので、それ用のワイヤーが装着されている。が、そのまんま何もしなくても特に問題は無い。

それにしても、このローターかなり削れてやんな。

まずはキャリパーを外す。
このキャリパーと、キャリパーブラケットを接合しているのは、13mmのボルトである。
そして、この13mmのボルトは、スライドピンボルトとも同時に接合されている。

スライドピンボルトってのは、文字通りスライドする役割なので固定されていない。なので頭にあるボルトを回すと、一緒にまわってしまうってぇ訳だ。
よってここのボルトを外すときは、スライドピンボルトを押さえつつ(15mm)、頭のボルトを回さないといけない。スライドピンを押さえるのは一般的なスパナで良い。というか、スパナじゃないと無理。

キャリパーブラケットを固定しているのは・・・忘れた。(;´Д`)
そもそも、このブラケット外さなくても、横にずらすようにすればローター交換できます。便利便利。やったんだから間違いないぞ。念のため、フロントは出来ません。

下側はこんな感じで。
アームが邪魔なのでエクステンションが必要。

今回は各ボルト共に状態がよく、結局ブレーカーバーも、556攻撃も必要ありませんでした。錆びも無かったし。

ローター自体は、ローターを固定しているピン(12mm)を外せばすぐ引っこ抜けるので、そのまま交換してピンで固定すれば良い。簡単簡単。

パッドはかなり骨が折れる。
新品のパッドは、それまで装着していたパッドより間違いなく厚みがある。よって、飛び出ているキャリパーのピストンを押し戻さなければならない。
しかし、リアキャリパーのピストンは押しただけでは戻らないのだ。強烈に押しながら、ピストンを回さないと行けない。回しながら押し込む、ではないことに注意したい。本当に強烈に押し込まないといけないのだ。

回すだけならば、工具屋に行けば6角ブロック形状のピストン戻しツールが売っているのでコレを利用すれば良い。しかし、これ加工精度悪すぎ!(;´Д`)
買ってきたそのままでは絶対使用に耐えられないので、ヤスリでゴリゴリ削って型合わせしてください。相手はステンレスなので、ヤスリも相応の固いやつが必要である。面倒すぎ。

で、6角ブロックの加工が終わったら、いよいよピストンを戻す。
強烈に押しつけないといけないので、リンクロッド(前後方向に付いてる黒いアーム)を土台代わりとして、さらにラチェットにエクステンションを付ける。そして両手でがっちり押さえて両足を踏ん張り、全体重をピストンに掛けて、押し込みながらジワジワと回す・・・

ここまでしないと押し込まれて行かないのだ。最初、押し込みは全くせず単純にグルグル回してたのだが、0.1mmたりとも動きゃあしない。(;´Д`)
無駄に疲れただけでした。

あ、念のため、ピストンは右周り(ネジが締まる方向)に回してください。反対に回すと・・・実際にやった人がいるので注意!

交換後の画像・・と言いたいところだが、前項で解説したようにピストンを押し戻すにはそれなりの準備が必要なのだが、それが不十分だったのでパッドはノーマルのままで元に戻してあります。
(この後ホームセンターへヤスリを買いにいってます・・)

このあと、ちゃんとパッドは交換できました。大変でした。

さてさて右側の交換が終わったので、左側に移る・・・のだが、なんじゃぁこりゃあ!!Σ(´Д`ズガーン

えー、ピストンのダストブーツが完全に破れてます。破れてるので、ピストンは出っぱなしです。うひー。
しかもかなり昔に破れていたようで、ピストンもブーツも汚れまくってます。幸い、オイル漏れは生じていないので、ブレーキとしては一応生きています。

何にしても、こんなことは想定外なので、このままでは処置しようがありません。(;´Д`)
結局ローターだけ交換して、パッドはノーマルに戻して終了としました。

ああ、このキャリパーどうしよう・・_| ̄|○

■ 交換後の感想

えー、評価しようがありません。Σ(´Д`ズガーン

その2へ続く・・・
(まだ直っておりません)

他のModify・メンテナンスを見る
「弐代目 Alfa156」 TOPページへ戻る