弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
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自分でタイヤ交換してみる(2005/1)
これまで装着していたタイヤ&ホイールは以下の通り:
タイヤ:ピレリ P-ZERO NERO 215-45R/17
ホイール:GTAレプリカ 7.5J-17inch

で、何が問題かというと、17インチホイール故、重いのだ。(;´Д`)
サスペンションアームを交換してからというもの、ホイール&タイヤが重くてバタつくのが如実に感じ取れるようになってしまった。こりゃいかん、どーすべぇ、とずっと気にしていたのだ。

問題の根本がホイールにあるので、ホイールを軽量&高剛性の17inchに交換するのがベストではあるが、いかんせん高い!
16inchホイールで探すのも手ではあるが、軽量ホイールではENKEIぐらいしか選択肢が無い。15inchだと情報が少なく、下手をすると16inchと変わらない重量の物になってしまう。

で、結論。
金かけないで、純正16inchホイールに新品タイヤ履かせよう!と相成りました。(;´Д`)

タイヤ交換する、と言うだけでは、どうも何をするのか把握されていない方がいたので、念のため。
正確には、自分で組み替えをする、と言った方が正しいですな。

今回は川越にある、このレンタルガレージを借りて作業を行う。タイヤチェンジャー&バランサー装備である。なお、HUNTERのアライメント調整機もあるので、今度時間を見て調整しに来よう。

当日持ち込んだのは、
・梅ホイール&ミシュランの夏タイヤ(寿命)
・seleホイール&スタッドレス
・新品タイヤ(DUNLOP DZ-101・ディレッツァ)

で、作業は以下の通り。
・梅ホイールからタイヤを外し、廃棄。
・seleホイールからスタッドレスを外し、梅ホイールへ組み込み。
・seleホイールへ新品タイヤを組み込み。

もちろん、クルマからタイヤを外す作業が必要であるし、組み込んだタイヤもバランス取りをしないといけない。
結構な作業量である。

まずは、ホイールからタイヤを外す。

最初に、ホイールとタイヤは空気圧によってくっついているので、空気バルブの虫を外して中の空気を抜く。
ちゃんと押さえて取らないと、空気圧で飛んでいってどこかへ行ってしまうので注意されたし。

次に、リムとタイヤの接合面に、潤滑用のビードクリームを塗る。適当で良い。

そしていよいよタイヤチェンジャーへ。
この白い丸板をジワジワ当てていき、ホイールからタイヤを剥がすのだ。結構しっかり張り付いているので、きちんと剥がれるのを確認しつつ回すこと。

で、これが剥がしている最中なのだが、この程度の食い込み具合では全然剥がれない。
丸のパーツが半分くらい食い込まないと、完全には外れません。もちろんタイヤによって個体差があります。

ホイールからタイヤが外れたら、タイヤレバーでめくりあげていく。
簡単そうに見えて、結構コツの要る作業である。回しながらめくりあげていくのだが、気を抜くとレバーごと持って行かれて危険である。
上側を外したら、同様にに下側も外し、これでタイヤがホイールから完全に外れた。

タイヤの装着は、これを逆に行えば良い。
ちなみに、装着する方が難しいです。

組み込んだら、空気を入れると「パン!」と威勢良くタイヤがふくらんで、ホイールと一体化します。
最後にバルブの虫を入れ、空気圧を規定値通りに入れれば組み込み作業は終了。

えらい簡単に書いてありますが、実は各作業共にコツがあって、それをつかむまでかなり手間取りました。最初の1本なんぞ、組み込み全行程に1時間強かかりました。

組み込んだら、次はタイヤバランサーへ。
基本的に全自動なので、バランサーへ装着して安全カバーを閉めると勝手に回りだし、バランスウェイトを装着する箇所・量を指定してくれる。
人間はこの位置通りにウェイトを貼り付ければ良い。その後、チェックしてバランスがとれていれば終了である。

■ タイヤ交換について

そもそも自分で交換しようと思ったのは、店頭販売のタイヤが高いからである。
店頭価格は、ヤフオク販売価格の1.5倍程度である上に、さらに交換・調整工賃、廃タイヤ代がかかる。P6000等の安めのタイヤであっても、16インチ4本で総額6万円程度になってしまうだろう。

しかし、タイヤだけ購入して持ち込みで交換を依頼すると、店頭購入時より工賃を高くする店がほとんどである。まあ、それでもタイヤ価格が安い分トータルで安上がりになるのだが、タイヤ交換如きに金払うのは如何なものか、ってところだ。

で、自分で交換することにしたのである。
自分で一度やってみれば、この高い工賃に見合った作業なのか理解できる。自分でできなかったり、出来ても大変であれば店に依頼するしかない。

結果として、普通の方であれば、タイヤ店に依頼すべきです、ってのが感想です。
いやいや結構な重労働ですわこれ。しかも、タイヤ交換用の設備がないと交換しようがありません。バランス取りもしないと、何のために交換してるんだか判らんし。

お店としても、何百万もするタイヤ交換設備の金額を販売価格に乗せないといけないから、そりゃあ高くなりますよう。

■ 新品タイヤの感想

ディレッツァを選んだ理由として、いろいろなところで結構評価が高かったのと、価格がそれなり(10000円/本)であったことである。

まだタイヤの表面に、ヒゲの根っこが残っているぐらいしか走っていないのですが、感想は以下の通り:
・ロードノイズ:すごく静か
・加速/ブレーキ:なかなか良し
・横移動:ちょっとゆがみます。
・路面の凹凸:結構拾う
・ウェット:走ってない

一番感じたのは、ロードノイズがとても静かです。風きり音ばっかり聞こえてくるようになります。
まだヒゲが残っているので、高速走行時のグリップに少々心許ないものがありますが、なかなか良い感じです。

バランスの取れた良いタイヤに感じております。

追記:
このディレッツァ、どーにも乗り心地がよくありません。段差を乗り越えるときなど、ゴツン!と衝撃が来ます。
荒れた路面などのサスペンションが仕事しない条件では、すごく嫌な感じです。空気圧も調整しまくりましたが、結局ダメです。
うひー、このタイヤ失敗!

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