弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
■弐代目 Alfa156
1998y V6-6MT

メンテナンス・DIY整備

整備記録

弐代目156 購入への道

すぐわかる 弐代目156
■壱代目 Alfa156
2000y TS-Sele

壱代目156 購入への道

156の安全性

役立ち雑記帳

不定期日記

リンク

新・掲示板

過去の企画物ページ

当サイトのご案内

メール

DIYの私的心構え
Web上にはDIYページがたくさんあります。かく言うワタクシめもこんなページを作っている身ですが、心構えをちと書いてみたりします。

・作業中、部品は絶対壊さない

具体的には、プラスチック部品の爪を折ったり割ったり、ネジ山をなめたり、取り外した部品が元通りに取付けられなかったりすることです。
私はこれを一番大事にして作業しています。作業自体が無事に終了しても、一カ所でも壊したら負け、と考えています。

DIYでは各所を壊したり失敗したりしながら学んでいく様な雰囲気もありますが、クルマはそんなにいい加減な機械ではなくなっています。
専門家が作業工賃を取って作業する場合は壊したりすることは無いはずです。(それでも壊された場合は「不良整備」となります)

壊さない為にはどうするか?
壊さないための前準備が必要です。どうやって取り外すのか、どこにネジ・ボルトがあるのか、部品の素材は何か。また、正しい作業手順を知るために手順書を手に入れたり、専門家から話を聞いたりします。
そしてさらに重要なこと、出来ないことはやらない。
出来るようになるまで知識を付け、技術を磨き、道具をそろえる。それでも作業が必要な場合はお金を払い専門家に依頼する。

ちなみに、どうしても人間は失敗し、部品を壊すことはあります。
そのような時は、壊した物はきちんと新品に交換しておきましょう。壊しっぱなしはイカンですぞ。

・不良・交換部品は絶対壊さない

交換する前提の部品の場合、たまにその部品を壊して取り外す人がいますが、とても褒められたものではありません。
もちろん再使用不可の部品はどうしようもありませんが、既に破れていたり割れていたりするものでも出来るだけそのままの状態で取り外すべきです。

その部品がまだ使用できるのであれば、再使用する可能性を考慮して出来るだけそのままの状態にしておきます。
目の前にある新品部品が、たまたま不良品である可能性もあります。再度新品を手に入れるまで今まで付いていた部品を付けておくこともできます。
またアフターパーツを取付ける場合でも、その部品が気に入らなかった場合は元に戻すことができます。

既に壊れている場合でも重要です。
その部品が何故壊れたのか、確実な原因と証拠がそこにあります。それを考えることはとても重要です。

なぜその部品が壊れたのか?寿命か?素材の質が悪かったのか?取付け不備か?他の部品が傷付けたのか?
これら「原因」を理解しておかなければ、今替えた部品がまた壊れます。本当にその部品が壊れた原因から取り除かないといけません。

物が壊れる場合、すべからくその原因があります。
DIYだからこそ、「とりあえず交換」は避けるべきでしょう。

・まず清掃してから

ここのところページ更新ネタが清掃ばっかりですが、きちんと理由があります。

大事な理由は、上の項目で述べた「原因」を見つけることです。埃と泥と砂とカーボンダストの上からでは不良を見つけることはできません。
また、大くの場合その各種汚れが不良の原因だったりします。本来の部品そのものの耐久性から考えれば、そうそう壊れたりするものではありません。副次的な理由で汚れ、その汚れが原因となり別の不具合を生み出す。
物事には必ず原因と結果がある。

清掃作業は難しいものではありません。適切な場所を適切な洗浄方法で根気よく掃除すること。時間と手間がかかりますが、これこそがDIY作業の醍醐味ではないでしょうか。こんなこと工賃払ってお願いしてたらいくら金があっても足りません。

最後に判りやすい理由ですが、キレイになってうれしくないわけが無いですね?見た目がキレイになるだけでも、何となく調子が良くなったように感じます。実際に良くなることもありますし、プラシーボ効果でもこういったことが原因ならば歓迎すべきではないでしょうか。

雑記帳 Indexページ
「弐代目 Alfa156」 TOPページへ戻る