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修理について − まえがき
■まえがき:

このネタは、1周年記念としてまとめて連載しようと思って書きためていたのだが、ここんとこ多忙につき、まともに文章を書く時間がない。(;´Д`)
で、いつまでも腐らせておくのも何なので、超不定期連載として掲載を始めることにした。

というわけで、このネタの続きが出てきたら「あー、つちのこの野郎ネタ切れなんだな」、とほくそ笑んでください。(;´Д`)

この一連の文章は、物を修理する、ということはどのような事なのか、真面目に考察して解説する内容である。

大きく分けて2つ、理想的な修理のやり方と、現実の修理工場で行われているやり方について記述する。この2つの差異を見いだせば、現状の修理における問題点が浮かび上がってくる、という算段である。

まず今回は、今後の文章を読むための用語の説明と、理想的な修理の手順を項目だけ述べることにする。
具体的な内容については、次回以降に順々と記述することとなる。

まず、この連載で用いる重要な単語について、あらかじめ解説をしておこう。
単語の意味をはき違えて理解することほど愚かな事はない。個人個人で解釈に差異があるかと思われるが、この連載中では意味を統一して記述することになる。

現象:不具合。または、それの症状。
(例−エンジン始動せず、異音がする、燃費が悪い)

原因:不具合が発生する要因。
(例−部品不良、取り扱い不備、使用者の勘違い)

処置:不具合原因を取り除くために行った行動
(例−部品交換、清掃・洗浄・再組み付け、使用方法の説明)

作業者:修理をする人、修理を受けおう人
使用者:修理する対象を使用または所有している人

どうだろうか?私にとっては普通の解釈なのだが、このような考え方そのものに馴染みの無い方が多いかと思われる。
繰り返すが、今回の連載はこのようなことを題材として考察するのだ。

次に、理想的な修理手順について説明しよう。
ここでは、あくまで項目のみを記述する。

1.現象の確認
2.不具合原因の調査
3.処置方法の検討
4.処置の実施
5.現象改善の確認

項目だけ見れば、きわめて常識的ではないだろうか。別段、これは修理に限ったことではない。ごく一般的に、問題に対処するための思考のプロセスとしても見ることが可能だ。何の役にも立たないことを記述しようとしている訳ではないのだ。

次回からはこの項目一つ一つに対して、実際にどのような手順で進めていくのか、順に解説していく。

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