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サーキットを走ってみようかなと思ってる方へ
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ツインリンクもてぎ主催の走行会「トライザサーキット」の体験を元に、初めての方向けにちょっとしたアドバイスを書いてみました。
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※お知らせ
このページは2003年1月に作成したもので、その後「トライザサーキット」は名称を変えたうえ、参加には難燃性素材のレーシングスーツの着用が必要となりました。詳細はツインリンクもてぎの公式サイトで確認してください。
05/02/21ユーノス156
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走行前の画像です。これを撮ったときは、「もしかして健常な姿を見るのはこれが最後?」なんて悲観的になってました。
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1 走行会概要
トライザサーキットに参加するには、B級A級といったライセンスの類は必要ありません。クルマは自分の車両持込ですが、軽自動車とミニバンは不可となっています。車体は、基本的に買ったときの状態、つまりフルノーマル車で走行可能ですが、ブレーキパッドはスポーツタイプにした方が安心ですし、余裕を持って走行できます。残量が半分近くまで減っているパッドですと、帰宅するときにパッド台を使うことにもなりかねないので、それだけは避けましょう。なおAT車(セレ)の走行ももちろんOKです。むしろ初心者にはセレの方が素早く確実なシフトダウンができて有利でしょう。
参加費用は昼食代込みで25000円ポッキリ。やや高い部類に入るかと思いますが、国際格式の新しいサーキットで、プロドライバーの同乗走行(希望者抽選18名枠程度)等もあり、まあ無難なところでしょうか。ちなみに他のサーキットだと15000円くらいで走れることもあるようです(参加車両が多数の場合)。
こうした走行会は、もてぎに限らず、他のサーキットでも似たような形で開催しているようですので、関心ある方は自宅近くのサーキットのHPをのぞいてみてください。
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2 事前準備
@ 当日携帯品
絶対必要なモノ
ヘルメット(特に形状に指定ありませんが、さすがに半キャップの人はいませんし参加できないかもしれません)
グローブ(指先が出たものは不可、軍手は論外)
牽引フック(ジャッキケースに入ってます、1個で可)
ガムテープ(クラフトテープ)
ビニールテープ(古いモノ、安モノは塗装面に粘着面が残ることがあります)
あった方がいいモノ
工具一式
ガレージジャッキ
空気圧計(狂いやすいのでなるべく新しいものを)
空気入れ(もてぎでは借りられます)
軍手
交換用ブレーキパッド(帰りの分が無くなったり、装着していたパッドが万一割れたり炭になったときに必要)
タオル(ウエス)
A クルマの事前整備
エンジンオイルは交換時期近くであれば事前に交換しましょう。5000以上走っているなら換えた方が無難ですね。指数は、上は40以上、30ではシリンダーとピストンを傷めるかも? いいオイル(=100%化学合成油)に越したことはありません。
何より重要なのはブレーキ回りです。先にも述べたとおり、まず半分以下になったパッドはダメ。帰宅できなくなる可能性があります。フルードも1年以上経っているなら、交換した方が良いです。
エンジンルームや下回りを見て、オイルやクーラントの漏れやにじみを点検しましょう。特にTSのカシメ式ホースバンドからの冷却水漏れは要注意。通常走行で漏ったりにじんだりしているようなら、サーキット走行ではおそらく噴き出します。私は事前にネジ式に交換しておいた(小さな適正化部屋参照)おかげで、にじみもせずに済みました。
タイヤは、ハイグリップタイプの山がたくさん残っているのがベストかと思いますが、ノーマル(ファイヤホーク)でも、滑り出しがマイルドな分コントロールし易く、結構イケました。16インチ55扁平も捨てたものではありません(←負け惜しみ?)。
ガソリンは、満タン近くにしていきましょう。私は軽い方がいいだろうと、半分強で行ったのですが、TSのサーキット走行燃費は推定3キロ以下。1回の走行で信じられないくらいメーターの針が下がります。パドック内にもスタンドがあって給油できますが、かなり割高です(1L130円)。また残量が少ないと、コーナリング等のGでタンク内のガソリンが片寄ってしまい、ポンプが吸い込み不良を起こし、エンジンストールする可能性も。
タイヤの空気圧は通常冷間時(走行前の冷えた状態)で計りますが、サーキット走行では摩擦でタイヤ温度がかなり上昇するため、冷間時から0,5〜1,0も圧が上がります。そこで、走行前には2,0くらいまで抜いておき、1回目の走行直後に計り直し、2,5前後であればOKです。夏場なら当然上昇率が上がります。
3 走行について
初心者の私が言うのもおこがましいですが、何より大切なのは人車ともに健常な状態で帰宅することだと思います。少なくないお金を支払った上、ガチャン〜ウン十万円では、目も当てられません。腕を磨くとか、タイムを上げるなんてのはベテランにお任せして、私ら初心者はドライブを楽しむ感覚で走りましょう。目を三角にして走らずとも、コースを覚えてスムースなライン取りを考えれば、タイムは後からついてきます。「コーナー手前ギリギリまでガマンしてドカンとフルブレーキ」 理屈としてはこれが1番速い走り方になると思いますが、これを続けるとブレーキが2周と持たないでしょうし、そのうちブレーキングポイントを誤ってダートに突っ込むことにもなりかねません。コーナー手前では余裕を持ってブレーキングを開始し、ヒールアンドトゥを使ってエンブレを併用しながら減速した方が、ブレーキの負担も軽くて済みます。スローインすれば、きれいなライン取りもできて、立ち上がりも早く開始できます。
立ち上がりやコーナーとコーナーの間で、ギアの選択に戸惑うシーンが度々ありますが、そんなときは迷わず高い方のギアに入れた方がスムースに走れます。下のギアで必ずしもレッド手前まで引っ張る必要はありません。また、興奮してギアチェンジが力任せになりがちですが、シンクロを傷めますので、ニュートラルで気持ち止めるくらいのつもりでゆっくりシフトしましょう。
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