で、それほど大事なバッテリーであるのだが、ウチのは購入時から完全に放置プレイされて何もしていない。困ったものである。(;´Д｀)
カーナビのメニューにある「接続状況」の中に「電源電圧」という項目があるのでたまに見ているのだが、最近アイドリング時に11.9Vなどと表示される始末である。
いくらなんでも12Vを切るのは劣化し過ぎと判断し、仕方がないので(;´Д｀)交換することにした。

ということで、バッテリーの性能を表す単位である、Ah（アンペア時）とCCA（Cold Cranking Ampere）が最も大きいものを探してみた（単位の詳細も割愛）。結局、価格面からも考慮して、boschのS-7Eに決定。Topページのリンクにあるアレである。

感電する方法は一つだけ、同時にプラスとマイナスの電極を触ることである。これだけは絶対に気を付けて欲しい。

人間が直接触るのは言うまでもなく、工具やケーブルが接触してショートする場合も多いにある。
人間がショートするのも十二分に危険なのだが、クルマ側でショートした場合は電気系統の多くに重大な障害を引き起こすことになってしまう。直すのは非常にやっかいであり、実質廃車同然にまで壊れる場合もある。
重要なパーツだからこそ、壊れた時の影響度も大きいのだ。

エアチャンバーを外し、バッテリーステーを外す。
その後、マイナス端子を先に外し、次にプラス端子を外す。この順番だけは絶対に守ること。

何故ならば、クルマの車体全部がマイナス端子と同電位だからである。接触させればショートしてしまうのだ。なので、逆にマイナス端子と車体とを接触させても何も起こらないし、その後にプラス端子を外せばバッテリーには何もつながっていないので、ショートしようが無い。

■ 効果について
バッテリー表面には「12V」などと書かれているが、実は新品の場合は大体14.2Vほどの電圧が出てくるのだ。
これは無負荷状態の時だが、新品であれば各種電装品を付けた場合でも0.3〜0.4V程度しか電圧降下しない。果たして、交換後はその通り、いろいろ付けても13.8〜9Vで安定している。

で、通常の状態で2Vも電圧が上がっているとどうなるか。
これはもうエラいことである。Σ（´Д｀ｽﾞｶﾞｰﾝ

プラグ電圧だの、ヘッドライトだの、オーディオだの、まあとにかく軒並み性能が約２割向上するのである。これを凄いと言わずしてなんと言う。

なんとなくバッテリーは使用期間で交換を考える方が多いと思われるが、こんな感じで使用機器の電圧表示が出来るのならばちと確認してみてくださいな。バッテリーテスター要りません。

アイドリング時に12V前半であれば、そろそろ交換を考えた方がいいです。12V切る場合は、とっとと交換して下さい。
で、変な安物バッテリーは装着しないこと。欧州車向けであれば、bosch、Varta、EXCIDE、ACDelcoのどれかから選べば無難ですな。

最後に。ヘンなもん付ける前に、バッテリー良い物に交換してください。