弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
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1998y V6-6MT

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メンテナンスマニュアルとパーツリスト(2)
次は「パーツリスト」です。
こちらもCDで入手しました

・パーツリスト

起動画面です。
ALFAROMEOだけでなく、FIAT/LANCIAのパーツリストも兼ねてますが、ALFAROMEO用のCDしか購入してないので見れないです。

言語設定はメンテマニュアルと同じです。
やっぱり日本語はありません(;´Д`)。
たまにイタリア語が出てきたりするのも同じです(;´Д`)。

但し利用地域の設定があり、こちらには「JPN」があります。
どうやら、パーツ価格の単位が円になるようです。

モデル検索画面です。
うちの弐代目の車台番号で検索かけています。

このパーツリストは2002・7月発行ですね。

ちなみに掲載車種は、
・33
・75
・SPIDER(旧)
・RZ/SZ
・164
・155
・GTV
・SPIDER
・145/146
・156
・166
・147

と、かなりお得な構成になっています。

156は大きく分けて、ガソリンエンジン(BENZINA)、ディーゼル(TD/ID)とそれらの2002年以降モデルのタイプになるようです。
マイナーチェンジ前のBENZINAモデルは、それに加えてTS/Sele/V6/Qsystem(TSは排気量によりさらに細かくなる)、セダンとスポーツワゴン、さらに製造時期により2〜3種類に分けられるようです。
1台1台毎の細かい違いは、製造工場にまで行かないとわからないでしょう。

V6の場合、マイチェン前がエンジンが「M4」、内装グレードが「V3」、マイチェン後(いわゆるユーロ2)がエンジンが「M25」、内装が「V12」とはっきり分れています。
2001年のどこかでEUROの排ガス規制に対応させるためにM25相当のエンジン(及び排気系)に変更されているはずですが、このリストだけでは明確な切り替え時期はわからないです。

ちなみに、内装グレードの説明はイタリア語表記なので試しに翻訳してみたのですが、「パトカー」と「警備会社」というグレードが存在しています。トランクに消化セットが追加されていたりししました。面白いですね。

ブロックの選択画面です。
日本語OSだと下側は必ず切れます(;´Д`)。
気合いと想像でカバー。

ブロック名と出てくる部位がイメージと一致しないところがいくつかあるので、最初のうちは部品が見つからなくて困ります(;´Д`)。
一度全部見ないと使いこなせないですこれ。

メインエンジン(Assy)で探してみました。

仕様はM4とM25とM6(ブラジル向け)と、M4でも対策部品の有無で2種類あるようです。

下の画面はパーツ型番で価格検索をしてみました。
V6エンジン1器でこのお値段です。どなたか試しに買ってみては如何でしょうか??(w

パーツリストは、メンテマニュアルより「見ただけでわかる」分だけ役に立ちます。細かい作業を行う場合、部品の取り外しや取付構造が解らなくて苦労します。メンテマニュアルで大まかな作業手順を調べ、パーツリストで取り外しのイメージをする、といった使い方が便利です。

また、通常ユーザーには知らされない対策部品も調べることが出来ます。型番レベルで違う部品になったものは何かしらの理由があるために変更されるので、逆に言えば旧部品の弱点を調べることになります。
但し型番が同じでも部品が違うこともありますので、この場合はさすがに調べることは出来ません。(部品仕入れ先が変わったりした場合で、製造工程上ではよくあることです)

さてこれらCDの入手方法ですが・・・、日本国内では正規に手に入れることは難しいです。
一部マニュアル店やイタ雑で取り扱いしていますが、大抵「メンテナンスCD」しかありません。また、価格も1〜2万円と高価です。

海外から個人輸入する、という手もあります。まず取り扱い店舗を探さないといけないですし、見つけた店が海外からの注文に対応してくれるかも問題です。代金支払いにも注意する必要があります。

また、「正規ではない」入手方法として、Yahoo!オークションがあります。検索するとALFAに限らず多数の欧州車のメンテナンスCDが出品されていますが、大抵は海外から入手した物をCD-Rにコピーした物です。

当然コピー物であれば、メーカーの著作権を侵していますので、訴えられた場合には著作権法に基づき罰せられることになります。
それでなくとも、ただCD-Rにコピーしたものを数千円で販売している出品者は・・・信用できないですよね。

結局のところ、日本国内ではきちんとした方法で入手する手段はわかりません。

私ですか・・・?大きな声では言えないじゃないですか(w

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