改めて、あたしゃ何でこんな事書いているのか。
どうも最近「売れればいい」という無責任な商品がとても多く販売されている気がします。
クルマの部品ってのは、そう簡単に設計できて製造できるものではありません。にもかかわらず、あたかも手軽に大きな効果が得られるような商品が多く見受けられます。
例えば、マフラーやエアロパーツなんてのは設計・製造にとてもコストのかかる商品です。クルマ毎に多くの種類を作成しないといけません。また、装着にも手間がかかります。
対して最近よくある汎用の電装品などの「どのクルマにでも装着できる」「装着が簡単である」商品が多く見られます。これは販売側から見ても重要なことで、同じ商品を多数の相手に、簡単な知識だけで販売することが可能になり、販売コストも大幅に低減できます。最近「汎用電装品」を扱う店が多いのはそのためです。だって儲かるんだもん。
クルマ用パーツは対象範囲が多岐にわたるため、効果を具体的に表現することが難しくなっています。それを逆手にとって、限定条件下での効果が、あたかも全ての利用者が得られるように錯覚させる表現がとても多いです。
結局のところこういったことに対しては、残念ながら自分自身で気をつけないといけません。始めから他人を疑ってかからないといけないとは、嫌な世の中になったものですねぇ。
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