使用パーツ 空調用アルミダクト、両面テープ、ホースバンド、タイラップ
いじくり費用 2,500円前後
いじくり時間 2〜3時間
難易度 B
レゾネーターというのは、エアクリーナーボックスの手前にあって、「ごわー」とかいう吸気騒音を低減させるための部品です。内部はマフラーと似たような構造になってますが、熱の心配がないため全部樹脂でできています。
一般的に消音効果の高いマフラーほど排気抵抗が多いと言われますが、吸気も消音されればそれなりの抵抗を受けるはずと睨んでレゾネーターを外してみることにしました。オーバーハングの軽量化にもなるしね。
 
これがレゾネーターです。左ヘッドライト下にデーンとかなりのスペースを占有してます。吸入口はちょうどヘッドライトウォッシャーの真裏辺りにあり、なぜか横を向いてます。
(レゾネーター外し)
 
156のエア吸い込み口が低い、と言われることがありますが、上の画像でわかるとおり、吸入口自体は問題となるほど低い位置にあるわけではありません。低いのはエアクリボックスで、底面はアンダーガードのすぐ上に位置している上水抜きの穴まで開いています。これでは、大雨で膝くらいまで冠水した道路を走れば、1発でエンジンお陀仏ですな。
画像はレゾネーターを外した状態のエアクリボックス左側です。丸い穴がレゾネーターとの接続部で、中に見えるのがエアエレメントです。このままでは、土砂・虫・水が入りまくりそうなので、アルミダクトを使ってノーマルと同じ位置へ吸入口を持っていくことにしました。
レゾネーターとエアクリボックスは、合成樹脂同士でかぽっとはまっているだけで隙間だらけです。エレメントが先にあるので、集塵の点では全く問題ありませんが。
取付後はこうなります。やたらレーシーで効果ありそうでしょ?!
このダクトは厚手のアルミ薄で出来ていて、グニ〜と自由自在に曲がり、簡単に取り付けることができました。
ダクトは軽いので、タイラップでフレームに結わえただけです。
エアクリボックスとの接合部では、内部に厚手の両面テープを巻き、外からはネジ式のホースバンドで締め付けました。
エアクリボックスの開口部直径が9センチ、ダクトは10センチですが、両面テープの厚さでぴったりとはまりました。
くう〜、カッコイイ!!
でも外からちっとも見えないんだよな(>_<)(>_<)
開口部の面積だけ比べてもこれほど違います。さぞや効果が‥‥。
じゃ〜ん! インプレッションです。
 
気持ち元気良くなったように思いますが、曖昧なことを言って読者のみなさんを誤魔化したくないので、あえて自分に厳しく、「体感上の効果無し」とします。結構期待したのに残念。まあ、近所の一般道しか走ってないので、高速やサーキット走ったら評価変わるかもしれません。それにユーノス号はツインインテークシステム(後述)を既に採用してますので、これ以上の吸気量をエンジンが必要としていないのかもしれません。
一方で、心配した吸気騒音の増加はほとんどありません。「コー」という音がいくらか増した程度で、近所迷惑やオーディオの聞き難さを心配する必要は全くありません。嫁さんは何も知らずに乗って、「こもった音に変わったけど何かした?」と言ってましたが、うるさくはないそうです。
ダクトはグニグニよく曲がるので、サーキット走行等、ここ1発!!のときにフォグ脇のダクト辺りに吸入口を持っていくと効果大かもしれませんね。でも常時そのままでは雨水吸い込んでトラブル起こすと思います。
 
画像中央の四角いのは、前に付けた増設エアエレメントです。(ご存じない方はこちらを是非→ ツインインテークシステム )
二つを合わせた吸入口の開口部面積でなら、ユーノス号は156中世界で1番かも?!  だからど〜したと言われると何も言えませんが‥‥。
アルミダクトはビルで空調等に使うためのもので、普通のホームセンターにはないかもしれません。私は近所の工具専門店で購入しました。縮んだ状態1mが1250円でしたが、使ったのは30センチだけでした。
04/03/12UP