弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
■弐代目 Alfa156
1998y V6-6MT

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クラッチフルード交換してみる(2004/5)
ブレーキのエア抜きついでに、クラッチラインのエア抜きもしてみよう、という魂胆である。
ご存じと思われるが、156はブレーキフルードとクラッチフルードは共用です。両者とも抜いていくとリザーバタンクの中のフルードが減っていきます。

道具もブレーキの時に使ったのと一緒です。
改めて記載するが、本来は観賞魚の水槽用である。
ブレーキ・クラッチフルード交換用ではない。

本来の目的以外に使用した場合、販売元・製造元はもとより、当然私も責任を負えない。何が起こっても自分自身で解決するようにしてください。

クラッチフルードのブリーダープラグがどこにあるのがご存じ無い方も多いと思うが、バッテリーの下にあります。ちなみにこれはクラッチシリンダーの先っぽです。
台座も外さないと駄目かと思っていたが、こんな感じでプラスチックの底板を外せば出てきました。

はまってるだけのゴムキャップを取ると、プラグはブレーキのものとほとんど一緒です。
ただし、ナットの大きさが小さいようです。たぶん6mmかと思いますが、このサイズのレンチが無いので確認しておりません。(;´Д`)
今回はモンキーレンチで緩めました。

やり方もほとんど一緒です。しっかりチューブを差してから、プラグを緩めてください。

クラッチの場合、圧力が抜けているのでペダルを踏んでも戻ってきません。手(または足先w)で戻してください。
また、ペダルを動かしている時にフルードが抜けていきます。力一杯踏みこんだままにしても全然抜けないので注意。

で、抜いていたんですが、何だかブレーキの時と様子が違います。妙にチューブの内側が暗く、エアだらけです。(;´Д`)

急遽エア抜きではなく、ライン内のフルード全交換に変更。クラッチペダルをシャコシャコ動かしつつ、リザーバタンクにフルードを継ぎ足し。
一人で作業するならば、ブリーダープラグは少し緩めるだけで十分です。ゆっくり排出されるし。

悪戦苦闘の末、チューブの中が綺麗なフルードになってきたのでここで終了。

さて、排出したフルードだが・・・

・・・

・・・

・・・見たいですか?(;´Д`)

・・・あなたの156も、こんな色かもしれないですよ?(;´Д`)










・・・コーラかよ!Σ(´Д`ズガーン

しかも何か黒いカスみたいなのも混ざってるよ!
シリンダーの中のパッキンでも劣化して崩れたのかなぁ、嫌だなぁ。(;´Д`)

■ 交換後・・

全部きっちり締めて、バッテリー戻してエンジンかけたんですが、最初クラッチペダルが戻ってこなくてビビりました。繋がりゃしない。(;´Д`)
一回エンジン切ってから踏みまくったら戻りました。正解の手順はどうやるんだろう。

さて、改めてエンジンかけて、繋いでみました。
繋がる位置がかなり奥側になりました。エンストしかけました。(;´Д`)

えらく踏み込み・戻しの動きがスムーズです。これまでは「何か重いなぁ」くらいの感じだったのだが、今は明らかにひっかかりがありません。スカッと踏めて、スイッと戻ってきます。

クラッチのつなぎもスムーズになりました。下手くそには非常にありがたいです。

何より重要なのは、あんな汚いのを交換した!という心理的な満足感でしょう(;´Д`)
いやクラッチフルードって汚れるんですねぇ。

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