弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
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1998y V6-6MT

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ユーザー車検を行う (2005/6)
さて、前回24ヶ月点検自分でを済ませたので、いよいよ本番の車検に突入である。

なお、このページの作成、試験内容の説明、および事前情報の入手には、以下の「ユーザー車検クラブ[USC]」のページを参考にしております。
さらに最初に述べておくが、車検場内は撮影禁止と言われてしまったので、このページのリンク先を参考写真として随時確認してください。

■ ユーザー車検クラブ[USC] (トップページ)

一番最初に行うことは、陸運局へ車検の予約をすることである。
これは車検代行を生業とする方々も同様で、検査したい日の1週間前から自動応答式の電話でのみ予約ができる(地方は知りません)

今回は最寄りの陸運局練馬支局へ6月15日・午前中で予約した。なお、この車検を終えた後に新潟の某温泉まで旅をする計画だったので、何としてもこの日のうちには合格させないといけません。ムダに気合いが入ります。

いよいよ当日の朝。あいにくの雨である。

早めに出発し、9時少し前に予備検査ライン(所謂テスター屋)の田中オートサービスに向かう。陸運局とは反対車線側、代書屋などのある交差点を川越街道・成増方向(西側)へすこし行ったとこにあります。
練馬支局の近所にはもう一件テスター屋(新東都テスター)もあるのだが、こちらの検査料は5,500円である。高い!
田中オートサービスは4,000円である。迷わずコチラを利用したい。

予備検査として、スリップライン検査・速度メータ・ブレーキ・排ガス検査・そして光軸調整を行う。
速度メータは、メーター読み40km/hぴったりで40km/h出ていたので、全く問題なし。
ブレーキも言うまでもなく問題無し。検査というよりも、検査手順を確認することが目的である。
排ガス検査の結果は、CO2及びHO濃度共に0.0%とこれ以上ない結果が出てきた。流石、事前にREDLINEの燃料添加剤「SI-1」を半本分入れただけのことは・・・関係無いと思います。(;´Д`)
まあこれで、24ヶ月点検の項目がすべて埋まりました。いえい。

そして光軸調整。
156のような4灯式のランプの場合、ノーマル側にはこんな感じで目隠しをする必要がある。で、ハイビーム側だけを調整するのだ。
ここでは、基本的におまかせで調整してもらった。

これで、予備検査終了。全く問題なし。
ついでにココで、自賠責保険の継続手続きも行った。別に陸運局内でも出来るのだが、任意保険と違ってどこで契約しても同じ値段なので、ここで契約した。面倒だし。

さて、いよいよ陸運局へ。
書類については、基本的に車検証内に記載されている内容を転記するだけなので、何も考える必要なし。代書屋不要。
そもそも、全部自宅で書けます。(;´Д`)

次は、B棟(と呼ばれてるとこ)に向かう。
ここで、車検検査料分の印紙を購入する。また、リサイクル料の支払いも行っていなかったので、ここに設置されている出力機(ATMみたいなもの)でプリントアウトして窓口に持って行く。
なんだかよくわからないうちに、言われるまま書類の束を渡し、リサイクル料の支払いと同時に重量税の納税を行う。印紙を勝手に貼り付けてもらい、ハンコ押して終了。

その後、一番大きい建物に戻り、車検の予約確認窓口へ。

窓口の方: 「えーと、じゃ書類全部そろったらまた来て」
つちのこ : 「いや、もう全部済ませましたー!(・∀・)」
窓口の方: 「・・・(確認中)問題無いですね、点検は済ませてありますか?」
つちのこ : 「はい、済んでます!(・∀・)」
窓口の方: 「じゃ、6番行って検査受けてください」

・・・オレの点検整備簿の立場は!?Σ(´Д`ズガーン

ということで、6番の検査ラインへ。一番端のラインである。
この日は雨ということもあり、ほとんど並ぶことなく検査することができました。

まずは外観チェック&灯火類チェック。検査官の指示どおりに操作していく。
次に、エンジンルーム内の確認と、車体番号の刻印の確認。自分で降りてボンネットを開ける必要があります。なお、刻印は車体右側のサスペンション付け根のとこにあります。

そして、いよいよラインへ突入。

まずはラインに沿ってまっすぐ進入。そのままスリップ検査。問題なし。
次は速度計・ブレーキ・光軸の総合検査機へ。ローラーに前輪をきちんと乗っけて、ロックされるのを待つ。ライン横に鏡があって、ちゃんと乗っけるための参考になります。

速度計検査。2速に入れて、ゆっくり加速して40km/hくらいでパッシング。問題なし。
ブレーキ検査。フットブレーキ・フロント側、次にリア側。最後にサイドブレーキ。問題なし。
そして、光軸検査・・・
「光軸 右: ×」 Σ(´Д`ズガーン
「光軸 左: ×」 Σ(´Д`ズガーン

ヲイ!調整したのに落ちるとはどーいうことじゃい!ヽ(`Д´)ノ

検査官:「うーん、雨で濡れてて光量不足かもしれませんね、もう一度検査してみてください」
・・・気を取り直して、一度、検査結果印刷機に検査用紙をつっこんで「がちゃん」と結果を打ち込ませる。

次は下回り。揺れる揺れる。全く問題なし。ファブリルマフラーを見て、検査官は何を思ったのか、知るよしは無い。
最後に排ガス検査。検査プローブを排気管に突っ込み、かなり待つ・・・問題なし。

これで一連の検査終了。検査紙に「がちゃん」をもう一度行う。
そして、ライン端のブース内にいる検査官に書類を渡す。今回は全部OKにはなってないので、確認して終了。ぬう、光軸はどうしたものか・・

※検査2回目

とりあえず、検査官の言うことを信じて、ラインを出て、すぐその場でライトの水滴を拭いて、再びライン入り口へ。
同じ検査官なので話が早い。
「じゃ、光軸だけですね」と、横にあるボタンを押した。どうやら、特定の項目だけ検査させる時は、そこのボタンだけ押しておけば良いようだ。

そして光軸検査。裏技として、光量不足の時は、アクセルを煽って回転数を上げて(2000rpmぐらい)、電圧を安定させると良いそうだ。やってみた。が・・
「光軸 右: ×」 Σ(´Д`ズガーン
「光軸 左: ×」 Σ(´Д`ズガーン

一緒じゃねーかよ!ヽ(`Д´)ノ

仕方がない、諦めてもう一度テスター屋に行こう・・

テスター屋へ。道路の都合上、ぐるぐる回らないと行けないので面倒である。

田中オートの人も覚えていたようで、「あ、また来た」な顔をする。
「ゴルァ!光軸で落ちたぞ!」と伝え、再調整してもらう。どうやらここの設備の光軸テスターでは、どうもこのクルマに対応しきれないようだ(;´Д`)
仕方がないのでテキトーに調整してもらい、「今度落ちたら、検査官にどのぐらいズレてるのか確認してください」と教えてもらう。これ重要っす。

なお、再調整では調整料は取られませんでした。いえい。

※検査3回目ヽ(`Д´)ノ

そして光軸検査。検査官に「光軸だけでーす」と伝える。
結果・・・

「光軸 右: ×」 Σ(´Д`ズガーン
「光軸 左: ×」 Σ(´Д`ズガーン

またかよ! _| ̄|○

アドバイス通り、どのぐらいズレてるかちゃんと聞いてみた。
「えー、右が6cm、左が7cm、両方下向きですね」
うひー、ズレズレじゃねーかよう!

またまたテスター屋へ。またぐるぐる回って向かう。

田中オートの人、明らかに怪訝な顔をする。
「こんだけずれてました!」と伝え、今度は完全手動で調整してもらう。
顔では笑顔で「どうもありがとうございます!」と答えつつ、内心はハラワタ煮えくりかえっております。ヽ(`Д´)ノ

※検査4回目ヽ(`Д´)ノ

もはや覚えられて、検査官すら来なくなった。仕方がないので、自分で「光軸テスト」ボタンを押して、検査機に向かう。
結果・・・

「光軸 右: ○」 (・∀・)イエイ!
「光軸 左: ×」 Σ(´Д`ズガーン

これでもダメかよ・・・ _| ̄|○

「えー、まだ左が2cm下向きですね」うがぁ!

またまたまたまたテスター屋へ。もう目は血走っております。

田中オートの人、「もう嫌だよ〜」な顔をしている。いーから、さっさと調整してくれい!!
それでも、顔では笑顔で「どうもありがとうございます!」と答えつつ去っていく。ヽ(`Д´)ノ

※検査5回目_| ̄|○

もう操作方法はお手のものである。さっさと検査機へ。
「光軸 右: ○」 (・∀・)イエイ!
「光軸 左: ○」 (・∀・)イエイ!

よっしゃあぁぁぁぁ!!!

ブースの検査官にも、「もーいいからさっさと行ってくれ〜」てな顔されました。
いやはや、疲れました。

検査結果書類を持って、最初の棟の窓口へ。
ハイ!と渡すと、ものの数十秒で新しい紫色の車検証が出てきた。こんなもんなのか・・・

あとは新しいシールをもらって、窓に貼り付けねばならない。
古いシールはテキトーにぺりぺりめくったら取れました。ウェットティッシュで軽く拭いてから、曲がって付かないように慎重に貼り付けて・・終了!

時間をみたら、これだけ右往左往してたのに、まだ11:30でした。1回で終わったんなら、えらい早く済みますな。

こんな雨の日に何が悲しゅうて苦労せにゃならんのだ。
まあなんとか検査完了しました。結局、法定費用+テスター料4000円で全部完了しました。

■内訳
・検査料 \1,500
・重量税 \37,800
・自賠責保険 \29,780   ←もしかして、高い??
・リサイクル預託金 \17,060
・資金管理料 \480     ←なんじゃこりゃ?
・車検テスター \4,000

計:\90,620- ナリ。

話に聞いていたとおり、光軸検査だけは異常にキビシイですが、それ以外は簡単すぎです。誰でもできます。
今回の話に懲りずに、皆様もどしどしユーザー車検してくださいな。

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