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2002 WorldCup 観戦1試合目 (6/2)
6/2、日曜日。
イングランド×スウェーデン。
埼玉、18:30キックオフ。

強豪が集うF組。
今日は日曜ということも重なり、チケットはすべからく入手困難だった。
しかし、現実に入手できた。改めて考えると、すごいことだ。チケットが手元にあるにもかかわらず、それでもまだ実感できない。

当日の夕方、待ち合わせのために池袋駅ホームへ。既に、目の前に、ワールドカップの雰囲気が広がっていた。
歌い、ビールを飲むイングランドサポーター。国旗を纏うスウェーデンサポーター。駒込へ向かう山手線の中は、見慣れた光景とは大きくかけ離れていた。

電車を数本待ち、実家の家族と合流。駒込から南北線へ。ホームへ入ってきた電車は、既にイングランドのユニフォームで埋め尽くされていた。

ビール片手に歌うイングランドの方々。結構な年の老夫婦もいる。家族連れもいる。無意味に懸念されていた、いわゆる「フーリガン」っぽい人は全く見られず。当たり前だ、そんなもん大量にいるものか。

東川口に到着。武蔵野線と接続するこの駅では、多くの乗り換え客が乗車して来るが、イングランドサポーターたくさんの我が車両に、血気盛んそうなスウェーデン人の若者5〜6人が乗車してくる。
日本人だけ無意味に警戒するが、何て事はない、互いに罵倒語だらけの応援歌の掛け合いをして盛り上がっている。平和だ。

ちなみに、この時スウェーデンでは「スウェーデン語」が使われているのを始めて知った。聞いても全然わからん。

浦和美園到着。ここ日本じゃねーだろ、と言うぐらいサポーターの山、山、山。

駅の外では相変わらず「チケット求む」カードの山。努力せい、お前ら。

試合前。さすがフットボール発祥の地、イングランド。
応援も年期が入っている。それらの応援は、ほぼ全ての日本人にとって始めて接するものばかりであるが、応援歌と共に、素人でも判りやすい「手拍子」を加えている。これなら誰でも一緒に応援できる。なるほど、と感心する。

また、誰もかれも声がでかい。声量は、イングランド人平均的男性1人と、日本人3人くらいでつりあうくらいか。
トヨタカップで、1ブロック分しかいないバイエルンサポの声が国立競技場中に響き渡っていたのを思い出した。

残念ながら、試合そのものはお世辞にも素晴らしいとは言えず、単調な守り合いだった。

スウェーデンは仕方ないにしても、イングランドの退屈さ加減は如何なものか。
前半はイングランドペースだったものの、後半10分、スウェーデンが選手交代した後は完全にスウェーデンに主導権を握られる。こりゃいかんわ、と確信して、その後同点にされる。そして、そのまま試合は終了した。1−1の引き分け。

試合終了後、浦和御園駅はるか手前から人間渋滞。極めて無能な埼玉県警。まったく渋滞解消の努力をしていない。「前方、混雑しています!」を連呼。そんなことはわかっとるわい、馬鹿かお前らは。そんなんだから不祥事続きなんだと、その時妙に納得した。

結局、人間渋滞に2時間弱はまり、駅前のコンビニでほんのすこしだけ冷えたポカリ(ちなみに棚全部がポカリ)を買って駅が空くのを待った。

イングランド人(知人同士)が笑顔で、
「You, fuck you! Fuckin'〜〜〜〜!」
「Yeah, fuck 〜〜!」
と、ことごくfuckを付けながら会話しているのを新鮮に感じながら、蒸し暑い埼玉の夜は過ぎていった。

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