盗まれたワールドカップ、というタイトルの本がある。過去開催された大会の裏の部分、陰の部分を記述した本である。非常に興味のある本であった。
例えば、1978年アルゼンチン大会
2次グループリーグ、1位にならなければ決勝に進めない状況。アルゼンチンは得失点差でブラジルに負けており、2位で迎えた最終ペルー戦。6−0で勝利した裏には何があったか、といった内容である。
このときの開催国アルゼンチンは、軍事政権化であった。現代とは状況が違う。
こんなことは、はるか昔の話である。と思っていたら、なんとこの話を思い出させるかのような試合が目の前で繰り広げられていた。
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