後半。開始早々、コーナーキックからスペイン先制。と思いきや、なぜかファールの判定。なんと、そう来たか。もちろん何がファールだったかは判然ししない。
その後もハンデ戦のまま試合は続くが、依然としてスペイン攻め続ける。そして、そのまま延長に。
延長開始早々、スペイン右サイドのホアキンが敢然とドリブル突破にかかる。
成功、接触プレー無し。ファールなど何もない。落ち着いてクロスを上げ、モリエンテスの頭に合わせて文句のつけようがないゴール。完璧。
しかし、なぜか副審の旗が揚がる。なんじゃそりゃ。ゴールライン近くからのパスだからオフサイドは取れないぞ、と思っていたらなんと「ラインを割っていた」という判定。嘘つけ。
かくして、ミッションは成功してしまった。PK戦でも韓国GKの動き出しが明らかに早く、有利な状況であった。
スペイン選手の落胆、判定に対する激昂、泣き出すホアキン。試合後の光景は信じられないものだった。
ここまでしても、平然と勝利を祝える国民性には驚愕する。
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