ドイツ×韓国。
韓国内では、これまでも十分異常だったがさらに異常な盛り上がりを見せる。
ドイツ国内で掲示したら問答無用で逮捕の「ハーケンクロイツ」を掲げるわ、クローゼ・カーン両選手の写真を遺影に仕立ててさらに「(選手名)、死ね!」(本当)とハングルで書くわ。
しかし、試合についてはもはや悲観的になる必要はなかった。
スペイン戦のミッションが無事に終了したことを受けてか、都合良く解釈されていた担当審判の選ばれ方が改善され、この試合の主審には信頼のおけるウルス・マイヤー氏(スイス)が選ばれていた。
開始直後、慎重に試合を進めるドイツであったが、問題なしと判断したのだろう、次第に通常の試合運びになっていった。
依然慎重であることに変わりはないが、明らかにプレーに違和感がない。そして、韓国側にも違和感は感じられず、単純に疲れて動きの悪いチームとしか見えなかった。
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