弐代目 アルファ156 アルファロメオのメンテナンスなどなど弐代目Alfa156は、つちのこが作成しています
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■福野礼一郎氏著作の紹介

メンテ・・・というか車全般に関する本を紹介します。
といっても、全部福野礼一郎氏の著作or監修なんですが。
ということで、福野氏が嫌いな方はもう読む必要がなくなってしまいました。
(;´Д`)

クルマはかくして作られる ―
いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか
二玄社

えーと、車をいじる人、興味のある人、是非読んでください。今まで自分の知識としてあったものが全くの迷信であったり嘘であったり、または完全に時代遅れであるかが痛感されます。

もちろん、純粋に部品のなんたるかが非常に詳しく理解出来る本です。高くて取り扱い店舗も少ないですが、何としてでも読んでください。

センチュリー工場の超絶なまでの徹底した仕上げ作業、実のところなんだかさっぱりわかってなかった皮革を作るレザー工場、「パネルのシボって手で書いてるです」のパネル工場、目から鱗、あなたの知らない世界がめくるめく襲ってきます。

いやでもこの企画よく通って実行されたよな。作中にも記述されてたけど、CGでの連載を重ねる毎に部品メーカーから一目置かれる連載になっていったと。そりゃなるよこれ。

とにかく凄い。読め。

超クルマはかくして作られる
二玄社

1コ上の「クルマはかくして作られる」の続編、というか連載の後半部分です。
前半はどちらかと言えば素材(塗料、プラスチック、ゴム、金属)の話、後半はどちらかといえば製品(ダンパー、スプリング、ブレーキ、エンジン)の話です。

同じく問答無用で読め。以上。

この2冊を読んでいると、つくづく社外メーカーの後付部品は一歩引いた目で見極めるようになりました。いやそりゃメリットあるんだろうけど、その影にあるデメリットもちゃんとわかった上で交換するなり改造するなりしましょう、ってことです。

プライベーターがどう転んでも専門の部品メーカーの開発力には絶対かなわない、一つ一つの性能では劣るところは当然あるが、それは性能、耐久性、安全性、組み立て性、メンテナンス性、コスト等いろいろ諸々を考えて作られた物であり、プライベーターのものは良くなっているものもあり、悪くなっているものもある、ってこと。

「添加剤は絶対入れないでください」
「水抜き剤はむしろガソリンタンクに水を呼び寄せる」
「スプリングは、経年変化で短くはなるがバネ係数はかわらない」

世の皆様が良いことと信じて疑わないことが害にも毒にもなっていることもあります。また、技術は年々進歩して昔の常識はとっくの昔に改善済み、続けるのは全く無意味なんてことも。

何度も繰り返しますが、いいから読め。

福野礼一郎TOKYO中古車研究所
Dia collection

雑誌「くるまにあ」の連載記事「TOKYO中古車研究所」(T中研)から厳選して掲載。
全部載せろよ(゚Д゚)ゴルァ!!。
というか、もともと「くるまにあ」という雑誌ははっきり言ってTOKYO中古車研究所+いらない広告といった構成になっているんですが。
この別冊本のキモは、「クルマ整備の真実とデタラメ」「極上中古車を作る方法」の2編です。これだけ読めば十分。というより、この2編の為だけに買う価値あります。但し、この本も在庫少ないので入手するのは大変です。

・クルマ整備の真実とデタラメ
如何にクルマの整備ってものはいい加減に行われているか、真面目に整備するってのはどれだけ手間がかかることなのか、グウの音も出ないほどのリポートが掲載されています。きちんと動かすには金と手間と時間がかかるんだ、という至極当たり前のことに気づかされます。

・極上中古車を作る方法
それなりのクルマを自分でバラし、自分で整備し、自分で修理し、工場から出荷されたそのままの状態を保ちつつ、それ以上の状態にまで仕上げられた一台の車について超レポート。このときの手法は私も大いに参考にしています。

クイックブライトでレザーシート洗浄、バリバリやりました。めちゃめちゃ綺麗になりました。
エンジンルーム大掃除、配線やら回路やらパイプ取り回しやら、ほとんど理解できました。
リザーバータンクの汚れ、水垢は酸性洗剤(サンポールしかない)でしか落ちないことに気が付きました。

但し、フロアマットにシリコンスプレーはやめた方がいいです。当たり前ですが、足にシリコンがついてペダルから滑ります。(;´Д`)

これも、いじくり自慢な皆様は何が何でも絶対に入手してください。

ちなみに、「くるまにあ」2003/12月号の「クルマにいいこと悪いこと」も負けず劣らずお役立ち度激高です。すごく貴重なバックナンバー探して買ってください。

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