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前回スパークプラグを交換したのは、今年の2月である。
10ヶ月しか経過していないのだが、先日マフラーを交換したおかげでエンジン回転(特にアイドリング時)にムラがあるように感じていた今日この頃。
元々が中古で入手したプラグだったので、早々に見切りをつけて交換することにした。
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今回入手したのは、DENSOのイリジウム・パワー。
本来はV6エンジンの場合、こまめに整備する前提ではないので、長寿命タイプの白金プラグ「イリジウム・タフ」を用いるのが望ましい。
だが、こちとら自分でこまめに点検する前提である。また、単純な発想だが、パワーの方がなんとなく性能が良さげな感じ(;´Д`)なのでこちらを選択した。
購入先はやっぱりヤフオクである。こーいう汎用品などは、もはや一般の小売り店では買う気にならないくらい安く販売されています。
それにしても、イリジウムプラグの電極は細いですなあ。
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さてさて交換。
まずはエアチャンバーを外さねばならない。今回はあちこち掃除しながら外したので少々時間がかかった。
インテークパイプとの接合部や、スロットルバルブの裏側など、こういう機会が無ければ掃除する気にならないであろう。
また、謎のオイルキャッチの中にも汚いオイルスラッジが溜まっておりました。
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で、写真はプラグヘッドである。V6の場合、ダイレクトイグニッション型なので、電圧を高めるためのコイルはプラグの真上に存在する。
ということで、一般のエンジンに使用されている高耐圧のプラグコードはそもそも存在しない。156用の社外品プラグコードがTS向けしか存在しないのはこのためである。
それはさておき、プラグホールもコイル部も妙に汚れていた。コロナ放電による汚れにしては妙に広範囲である。
プラグそのものも酷い状態だったのだが、これは後述。とりあえずパーツクリーナーで掃除して様子見。
とにかくプラグを交換しよう。
今回用意したプラグは新品ゆえ、プラグに付いているガスケットも当然新品である。
メンテCDによると、締め付けトルクは30n・Mとの事。こちとらトルクレンチなどというものは持ってないので、回転角による締め付け法で締める。
最初はプラグレンチを手だけで回し、締まらなくなってから初めてレンチを用いる。この状態から1/2〜2/3回転回せば良いらしい。実際にやると判るが、結構きつくしまります。
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で、これが今まで装着されていた、LODGEのGOLDENプラグ。
・・何でサビてるんじゃい!Σ(´Д`ズガーン
一本だけとか、前側バンクのプラグだけ錆てるんならまだ合点が行くが、なんで6本全部サビとるんじゃい。
水が混入した、ってのも考えられなくはないのだが、エアチャンバーの下の方まで水が入るとは考えづらい。アルミヘッドとプラグの金属(真鍮?)との電触かなあ?
もちろん、前回交換したときの純正白金プラグは、汚れていたもののサビてはいない。ということからも、プラグに原因があると思われるのだが・・・まあ今回のイリジウムプラグがどうなるか様子を見てみよう。
さらに、サビだけではなく、電極側も妙にススけております。汚ねぇ汚ねぇ。この状態なら調子悪くなるのもあたり前だな。
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■ 効果について
えー目論見通り、回転が安定しました。まあ元々安定していないと言っても、不整脈が出るほどでもなかったのだが。
回転が安定するということは、ノイズも小さくなるということであります。交換前は荒々しい感じであったものが、すっきりしたせいかおとなしく感じるようになりました。
かと言って出力が落ちた訳では決してなく、むしろ僅かながら向上したと思われます。1速での発進時は、もはやアクセルをあおる必要が全く無いぐらいです。
人間の感覚というものは非常にいい加減で、アラのある方が出力が高いと感じてしまいます。同程度の出力であっても、スムーズな場合は逆に出力が低いと感じてしまいます。
結論としては、プラグはこまめに交換しましょうってことですな。そして、例え白金プラグであっても1年に一回程度、定期的に点検しましょう。
何がどうなってるか知りませんぞ。
追記:
ちなみに、この直後に実施したタイベル交換のついでに、純正プラグに全部交換されてしまいました。
「このエンジンには、イマイチ相性が悪い」とのことです。うーむ。
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