改めて説明するが、「エアチャンバー」とはスロットルバルブ 〜 インテークマニホールドまでのV6 24Vと書かれているブロックである。
役割は吸入した空気を各気筒へ導入するだけ。
取り外し手順は、おなじみのメンテCDから確認した。結構単純である。
まずはスロットルバルブへ繋がるインテークパイプ(写真右端)を外す。真ん中からではなく、エアクリーナーボックスの上から全体を一度に外した方が作業しやすい。
次に、インテークマニホールドへ繋がるゴム管を締め付けているホースバンドを外す(写真赤線)。このゴム管は、エアチャンバー側は刺さっているだけだが、インテークマニホールド側は溝にかっちりとはまっていて簡単には取れない。
よってエアチャンバー側のみ外せば手順としては問題無いが、脱着時に万一他の部品を傷つける可能性もあるので全部取ることをお勧めする。
外したあとはインマニにぶら下げておかず、きちんと脱着すること。軽く広げれば取れます。
また、エアチャンバーを取り外し易くするために、インマニとエンジン側を接続しているボルト(写真赤丸)を少し緩めておく。こうすることで接合部に遊びが生まれ作業が行いやすい。
インマニを取り外す場合でもこの時点では取り外せないので緩めるだけで良い。
なお、このボルトを緩めるための道具には注意が必要である。インマニの間が狭く奥まった位置にあり、またそれなりのトルクで締められているので、上質の細身のエクステンションとヘッドが必要だ。
私はこのために1/4ヘッドのソケット(5mmHEX)+エクステンションを用意した。
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