※※ 注意!注意!注意! ※※
インテーク周りの取りはずしは非常にリスクが伴う作業です。
最も気を付けなければいけないこと、それは気筒内に異物を落とさないこと。落としたら最後、その場で取り出すのはほぼ絶望的でしょう。
ゴミ・ボロ布・ウェス・工具は言うまでもなく、一番落とす可能性が高いと思われるのはボルトとワッシャーです。特にインテークパイプを止めているボルトとワッシャーは、落下させる危険性が多いにあります。
作業スペースが狭くボルト位置も奥まっているため、手で取り出すことはできません。適当なペンチなどでつかむと、手元が狂いやすく非常に危険です。
脱着の時と同様、取付けの時も細心の注意を払って取付け作業を行ってください。難易度としては取付け時の方が大変かと思われます。
対処方は、とにかく慎重に作業を行ってください。 また、ボルトやワッシャーを扱う時は信頼できるピンセットやペンチを用いてください。ホームセンターや100円ショップで販売されている工具では信用度が格段に落ちます。良い工具は非常に高価ですが、実際に使えばその価値は実感できます。
さらに、部品を脱着した後は速やかに落下防止のためにボロ布やウェスを穴や溝に詰めて下さい。万が一(いや、百が一くらいか?)落下させても被害を防ぐことができますので、必ず実施してください。
気筒内に部品を脱落させてしまったら、おとなしくディーラーや専門の整備店に後始末を依頼してください。その際、相当の授業料を支払うことになります。
作業の前に、自分で出来るかどうか改めて考えてください。出来ないと思ったら止め、出来ると思っても細心の注意を払って作業を進めてください。
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